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カテゴリ:タイガース時事報告
第2回目からは外国人投手です。 最初に紹介するのは、新入団のディエゴ・モレノ投手。一昨年に福原、昨年は安藤が引退して中継ぎ陣には不安があります。果たして期待できる選手なのか。 ディエゴ・モレノ 背番号48 右投右打・投手 185cm 81kg 経歴は? モレノ投手はベネズエラ出身、1987年生まれの30歳。プロ入りは2006年ですからロサリオと同期ですね。 最初に入団したのはピッツバーグ・パイレーツでした。2011年まで在籍していますが1Aに上がったのが最高で、2012年にニューヨーク・ヤンキースへトレードされます。 ヤンキースでの1年目は右肘の手術で棒に振り、2013年に初めて2Aに昇格、6試合で1勝0敗でした。翌2014年にようやく3Aを経験します。 2015年6月にやっとメジャー昇格ができましたが、4試合1勝0敗、10回1/3を投げて自責点6、防御率5.23の成績に終わっています。この年のオフ、自由契約となりタンパベイ・レイズと契約しました。
レイズに移った2016年はメジャー昇格なし。2017年に5試合に登板し0勝1敗、5回2/3で自責点3、防御率4.76の数字を残すも、7月にクリーブランド・インディアンスへ移籍し、その後は3Aでしか出場できていません。 どんな投手なの? 以上見てきたようにメジャーでの実績は通算9試合と乏しいですね。ですから、どういうタイプでどんな持ち球があるかなどは報道による断片的なものしかありません。
まずストレートですが、一応150キロ超(Max153キロ)と報道されていて、確かに2A、3Aでは投球回数を超える三振を取っています。 メジャーでも16回で14個なので、評価としては速球派になるのかな。「剛腕」という表現のスポーツ紙もありますね。リリーフ投手として補強する以上、三振が取れるのは好いですね。 変化球については、「チェンジアップ、カーブ、スライダーを投げる」・・・というような大雑把な情報しかありません。これは実際に来日してからでないとわかりませんね。 直近である2017年の3Aの数字を見てみましょう。 21試合 0勝0敗5S 29回1/3 奪三振27 与四死球5 自責点3 防0.91 なかなか好いじゃありませんか。四死球が少ないのは3Aが全般的に早打ちなのもあるのですが、制球力もあるのかな。5年前の手術の影響もなさそうだし、使えそうです。 タイガースでは? 現在の外国人選手の一軍登録枠は4名まで。野手ではロサリオ、投手ではメッセンジャーが先発で当確。リリーフのドリス、マテオも日本での実績十分なのですでに4人枠は満たされています。ここに食い込むのは難しい。球団としては、ドリスやマテオに何かあった時の万一に備えての獲得でしょう。 けれども、この2年の藤浪や昨年の岩貞をみても、投手は何があるかわかりません。桑原の疲労も気になるし、球児だって年々下降しています。思わぬケガもあり得るわけで、中継ぎや抑えは多くのスペアがあったほうがいいに決まっていますよね。 モレノが二軍暮らしで終わることになるなら、それはドリスやマテオが落ちてこなかったということですから、タイガースは上位にいるでしょう。モレノが早々に一軍に行くならチームのピンチということです。というような見方をしていけばわかりやすいんじゃないかな。 まだ未知の存在
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Last updated
2018年01月19日 08時56分16秒
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