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カテゴリ:タイガース時事報告
今回は3人目の新戦力・・・と言っても全く未知の選手ですが。台湾から入団した呂 彦青投手を考察します。実のところ全然分からないので、いろいろな報道からの受け売りです。 呂 彦青(ル・イェンチン) 背番号26 左投左打・投手 178cm 72kg 呂 彦青投手は1996年3月生まれの21歳。国立台湾体育運動大学からプロ野球などを経ずに直接タイガースに入団です。すでに昨年11月7日に入団会見がありました。
台湾の大学から直接タイガースに入った選手では、鄭 凱文(ジェン・カイウン)投手に次いで2人目ですね。右と左の差はありますが入団時の体格もほとんど同じくらいです。鄭 凱文はタイガースに4年間在籍して27試合2勝1敗1Hの成績しか残せませんでした。応援してたんだけど、もっと使ってほしかった) 球歴は? 頭角を現したのは大学に入ってからです。2015年の第27回アジア選手権での日本戦で8回からリリーフし、打者7人に対し被安打1、奪三振4、失点0と好投して日本球界からもチェックされ始めたようです。 注目すべきは2016年に行われた第1回WBSC U-23ワールドカップ台湾代表に入ったこと。(ちなみにこの大会には日本代表メンバーとしてタイガースから歳内投手と植田選手も出場してるんだよ。) 何が注目かというと、この時の台湾チームの監督が、なんとタイガースで活躍したあの郭李建夫さんだったんですよ、「ここという試合の先発は呂と決めていた」と言うほど最も信頼していた教え子です。
サンスポの報道によれば、郭李さんは「チェンジアップ!いいよ。きっと日本のバッターは苦労するね」と絶賛していますよ。 ただし、呂投手はこの大会での日本戦に先発しているんですが、1回に1失点、2回にはワイルドピッチや四球などで乱れ、武田健吾(オリックス)に満塁ホームランを浴びて計5失点でノックアウトされてます。 どんな投手? 呂投手は入団会見で「自信のある持ち球は?」と聞かれて、「スライダー」と答えています。あれ、さっきの郭李さんの話と違うぞ。 安心してください。サンスポの記事には続きがあって、「真っすぐと2つの変化球を磨けば、日本で成功する投手になれる」と続きます。2つというのがチェンジアップとスライダーですね。タイプとしては読売の杉内とかDeNAの今永のような感じととらえられています。タイガースなら島本かな。
郭李さんの前にも、郭泰源(元西武)、郭源治(元中日)など台湾からきて成功した投手がいましたが、みんな速球派で右投げばっかり。 その点、呂投手は貴重な左投手です。鄭 凱文投手が背番号64だったの対し、26番をもらったのも、おそらく左投手という部分での期待が大きいのかなと思います。 タイガースでは? もちろん体もできていないし、第6の外国人ですから育成枠の選手みたいなもので、「助っ人」などには程遠いです。年俸も800万円とか。
キレとコンビネーションで勝負する先発タイプへと育成していくようですね。安芸で見れそうなので楽しみです。 とにかく頑張れ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年01月20日 16時28分36秒
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