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カテゴリ:関ヶ原合戦史跡探訪記
2020年10月22日にオープンした岐阜関ケ原古戦場記念館に行ってきました。岐阜県立の施設です。
今年は関ヶ原合戦420年ということだったんですが、実際はオリンピック・パラリンピックや大河ドラマなどでの集客を想定して6月後半に開館する予定だったようです。 ところが、コロナウィルスの影響でオリンピックは延期。インバウンド観光客もシャットアウトされ、濃密な接触もダメ。すべて当てが外れてしまいました。 GoToトラベルやGoToイートが開始されてようやく旅行客も動き出してきたのに合わせてのオープンですね。 中に入ると障壁画がありますが、岐阜県出身の左官職人・挟土秀平(はさどしゅうへい)氏が手掛けたもので、国の史跡になっている徳川家康本陣と石田三成本陣の土を練り込んで描かれた貴重なものです。 入館後の順路は、最初にシアターで10分弱の映画を観ることになります。これは座席が振動したり風が起こったりして臨場感があります。内容はドラマ仕立てで時間の経過に沿って解説されるので、とても分かりやすいです。 その後は展示室に進みます。関ヶ原は町全体が合戦場のようなものですから、当時から残っているものや出土品も豊富で、「本物」が多く展示されています。次の写真はレプリカですが・・・ 最上階の5階は360度の展望室になっていて、合戦の舞台のほぼ全域が見渡せるんですよ。 足元は航空写真の地図になっているので、周囲の風景と見比べながら、各部隊の布陣を確認することができます。この日は天気が良くて、じっくり観ることができました。 隣にある別棟にはミュージアムショップがあって、お土産も豊富に揃っていますから立ち寄ってみるのもいいですね。ここにはカフェ兼レストランもございます。 県立の施設なので入館料は大人500円と大変お安くなっています。東海方面にお出かけの機会があれば一度行ってみてください。 関ヶ原探訪のカテゴリーがしばらく途絶えてしまっているので、これをきっかけに再開したいです。 ではまた! 岐阜関ケ原古戦場記念館〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55 TEL: 0584-47-6070 開館時間/9:30~17:00(入館は16:30まで) 休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29~1/3) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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