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これは実話ですが実の無い話です。
数年前「全く、どこまでぼくは普通の人なんだ!」と思いつつも こんな普通の人が変な事を考えたら…?のテイで ただ足元だけを見つめ、耳をすまし、 なにやら音のする方向へ、トボトボと彷徨してきて…。 やがてその音は消え去り…。 (その音というのは今思えば般若心経に似ていました。) そして今。 気付けば先に見えるのは真っ暗な樹海。 振り向いても樹海。 ここは不覚にも青木ヶ原の奥深くといった様子。 いや、しかしまだ意外と樹海の入り口付近なのではと イチルの望みをかけて 『今なら戻れる!命を大切に!』の看板を 血眼になって探しているのですが、 先ほどから時折しゃれこうべが転がっているのみ。 肝心の方位磁針はマッドな早さで回転するばかりで…。 皮肉にもラジオからはルイアームストロングの What a Wonderful World が流れています。 それはとても心地よく。 ペタンコのすきっ腹と棒になった足にイイ具合に響くのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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