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朝、布団から這い出るタイミングが取りづらくなった。
夜、バスタブに熱めのお湯を張りたくなった。 ボクが東京で過ごすだろう最後の冬はここ数日でススッと すばしこく近付いてきたみたい。 最後の冬、か。 ロマンチックに響くフレーズとは裏腹に、 毎日は事もなげにシンプルイズノーグッド。 まるで、オーバーラップしてくれないサイドバックのように 物足りなく。 このままじゃ試合終了のホイッスルまで待っても センタリングは上がってこないだろうね。 それならばと、ドリブルで持ち込む。 この東京最後の秋から冬に変わってゆくポエジーな季節を いつまでも忘れたくないからさ。 「サエナイはやしべの洗濯機さえない東京生活」の最後のほうの頁へ 栞をはさもう、いままでしたことのない行動でもってして。 仕事帰りに高井戸温泉へ。 自転車で10分もあれば着いちゃうけど、 ついこないだまでは灯台下暗し。 毎日のように前を通過してるのに存在さえ忘れてた。 平日の宵の口、空いてて気分がいい。 サウナと温泉で皮膚から涙をいっぱい出す。 本当に、本当に心もカラダもスッキリする。 そんでボトルドウォーターを立て続けに2本飲み干しちゃう。 「都会のオアシスだな~。」と、思った後に気付いた。 「都会のオアシス」と言えば「ホテルおぎくぼ」。 お世話になったことないけど。 この界隈を走る路線バスの車体広告でよく見掛けるフレーズ。 風呂上がりに神田川沿いを、人見街道を、井の頭を巡る。 いい感じだ。 まだまだ何かが起こりそうな、 そして何かを起こせそうな、予感がする。 「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」高杉晋作 今度また近いうちに誰かを誘って行くとしよう。 都会のオアシスへ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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