Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

相変わらず通勤電車のなかで漫画ばかり読んでますが。

「おおきく振りかぶって」これ、高校野球まんがなんですが。私の高校の母校の先輩のかたが母校をモデルにしています。


すごおおくまっすぐ。すごおおくおすすめする。これはいいよ。


体育会系高校生いいな～～～。自分の文化部系の血をしみじみながめるわたくし。

みんながみんなそれぞれ仲間のためにがんばったりとか、青春というか、あ～、そういう気持ちってある、子供にだけあるんじゃなくて、人類共通してほんとはみんなにありそうなこの気持ち。そういう気持ちがいっぱいつまってるまんが。


作者がものすごーく調べぬいて書いているまんがなので、野球の技術に着目して読んでもたのしい。


いいなあ、男子高校生のおかあさんになって毎晩五合くらいごはん炊きたい。


なんちゅうか、自分が「西浦高校」出てなかったらこのまんがに注目しなかったし、このまっすぐなすばらしい気持ちにはであえなかった、て思うと、「西浦高校」にはいってよかったと思う。


私が「西浦高校」にきめたのは、「なんだかこの高校をみているとすごくわくわくする」からだった。


縁みたいなものは、ひもみたいにかぼそくひらひらと、それでも時間だとか場所をとびこえてつながっていて、それをひとつひとつたどって生きているのだなあ。

なにも、「就職をＡさんに世話してもらう」とか「ばったり知り合ったＢさんと結婚する」みたいなのだけを縁っていうんじゃなくて、場所や時間、見えないわくわくした気持ちやあかるい光とつながっていくこと、ちょっとした糸をたぐりよせて元気な気持ちをもらうこと、これも縁だ、と思った。