Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

チェロをはじめて約１０年。
ソフトケースを使い倒して約１０年。


「ソフトケース？？こわーい！」
「ハードケースにしなよ！」
といわれて、約１０年。

もういい加減、聞き飽きた。

ソフトケースでも１０年持つんじゃあ。
一回壊れたことがあったけど、そりゃあ
裸でおいてるときに人に倒されたんじゃあ。

今度俺の前で

ソフトケース、やめなよー

と言っている奴がいたら、

絶交する。



と心に誓っていたくらいなのに、
よくいっている楽器屋さん、古賀弦楽器の古賀さんから、


ハードケースが値上げするので、
買うなら今ですよ★


というメールをもらい、


心を揺らす。


ど、ど～しよ～。
（かんたんだなあ）


ど、どうしよう？？？


はっきりいってハードとソフトの使い分けなんて、
ケースバイケースで、電車が混んできたら、
「ああ、ハードがあったらな」って思うし、
新幹線にのっていて、網棚なんかに
ひょいっとソフトケースだったら乗っけられてしまうし、
居酒屋で上手いことスペースを見つけられたら
ソフトケースもいいし、
ハードケースだと、きちんと立つけど、
店員さんや誰かに倒される可能性がある。



また、ケースはバカに重いので、
練習場にたどり着く前にへとへとになってしまって
全然弾けなかったりするのだ。


倒されるといえば、ソフトケースは倒れても
壊れる可能性はないけど、ハードは倒れたときのケースの重みで
壊れてしまう可能性があって、
（知人で、酔っ払ったオットがチェロケースを倒してしまって、
ネックがまっぷたつにわれてしまったことがあったらしい！）
はっきりいって、


特性をきちんととらえて、きちんと保管する


ということが一番重要なのであるけど。


前述の楽器屋さん、古賀弦楽器さんも、


ハードケースはおしゃれの観点から買うのが
一番です。ソフトケースでも十分保護できます。

と断言しているのだ。


だからやっぱりハードをみためから単純に
オススメする人間とは、


絶交します


と思っているけど、、

うーん、考えてみる。