Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

三朝でがんがんお風呂にはいったあと、
鳥取駅周辺にもどり、
硫酸塩泉のモーツァルトが流れる銭湯（３５０円なり！）に
入りに行く。お風呂にはいりながら、さやちゃんが、
「トイレのみの家賃が１万５千円・・」とあぜんとしていた。
そんな彼女の家の家賃は、１８万！おいおい。
家賃。ちなみに、彼女が会社の用事でイギリスに
いっていたときの家賃は、１ヶ月６０万円！
おいおい。


明日は鳥取砂丘に行こうといいつつ、
起きると雨。しとしと雨。


こりゃ、やめとくか。


ということで、鳥取駅周辺をぶらぶらすることに。


ミスドでドーナツを食べる。人といて、
たのしいとき、うれしいとき、わくわくしてるとき、
どうも私はミスドに誘ってしまうんだな。
スタバではなくて。
なんでだろう。
お出かけするときは、ミスドの場所をつねにチェックしなくては。


で、そのあと鳥取大丸を見て、
たるんだ接客に驚く。かなり驚く。
大丸ですよ？と思った。が、
品揃えがやはり大丸なので、
「腐っても大丸」と言い合う。

店員が私語を楽しく交わし、ダンボールとかそのへんに
なげちらかしてあるのに、ショパールにロレックス、
李朝家具、すてきなかわいい鉢植えなんかがさりげなくある。
品揃えは大丸。しかしこれが鳥取県民性なのか。


鳥取県民性。


鳥取県のフリーペーパーをもらってきた。

「バレンタインを成功に導く必勝データ」

という特集で、

「人のためを思う豊かな鳥取県民」

ボランティア行動者率３４．５％で全国１位！
（総務省２００６年に実施の社会生活基本調査による）

らしい。

鳥取県は全国で一番人口が少ない「少数精鋭の土地（byるるぶ）」なので、

少数精鋭の土地の人は
パーセンテージでえばってはいけない


とか言っては、やっぱりだめ？


「友達の代わりに告白してあげる県民性」８位！
（TBSテレビ「日本県民性発表スペシャル“友達の変わりに告白して
あげたことがある人”の割合）←テレビの情報か。

ところで、これ、１位はちなみに、


山口県


だって。

今度から告白は山口県民に頼もう！

ちなみに第２位は


東京都

らしい。

東京都がくると、もう、

誰でもいいんじゃねえか

と言いたくなる。

鳥取県。

すいません。


ランチでおすし屋さんでえらいぼったくられたので、
言いたいんです。


田舎の特徴で、車社会なので、車でしか行けないところが
さかえていて、

駅周辺がサミシイ


ということなのかもしれない。

今日新宿にいったら、

うわあ、かわいいものがたくさんおいてあって、
選択肢がいっぱいある！

っと思った。

すいません。

土地の悪口を言うなよなー、と言いまくってた私よ。

いやあ。

つっこみたいんです。すみません。

鳥取。

おもしろかった。温泉はすごくいいし、
人情にたくさんふれたよ。ありがとう鳥取。
そして、えらいあたりのマッサージやさんを見つけた。
すばらしい。


帰りに、駅ビルのなかの雑な雑貨屋さんで
高校生のカップルがああだこうだといいながら
真剣にかわいく指輪を選んでいた。


いい風景を見てしまった。


あの人たちのあの瞬間って人生ですごいわくわくした
きれいな瞬間で、お互いにお互いのことが大好きで、
その安物指輪にほんとうの気持ちのいい気持ちが
こめられていて、空気や瞬間や背景の音楽のこと、
それまでの時間、これからの気持ちが
きゅっととじこめられるんだろうな。

あの人たちがすっかり別れるときがきて、
その指輪が日本海のごみになっても、
そのときの気持ちって永遠なんだな。っと思った。