Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

プリンセス天功の本の「思いやりを育てる」というところに、


「人の行動、とりわけ、いいと思ってしてくれたことには、余計な口は挟まないようにしましょう」



と書いてあって、わりと目からうろこ！


すげ～。


ところで、うちの父方の祖母、去年亡くなって、まだお墓に入っていない。というのは、彼女は50年前くらいに、父が中学生のころ、子供をつれて実家に戻った。
で、それはそれでいいんだけど、彼女、籍をぬかずにでてきた。ので、祖父の名前を祖母も、私の父も使っているし、私もそういえば使っている。


で、祖父が亡くなった時、祖父の恩給（戦争で活躍した人用の年金）も受け取っていた。


そもそも祖母は愛人ばっかり作る祖父に嫌気がさして家を出たわけだけど、結局籍をぬかなかった。



で、墓。


父の主張は、


籍も抜いていない訳だし、彼女の娘もそこの墓に入っているし、鹿児島の墓（つまり祖父が入っている）に入れるべきだ。


である。


が、父の姉（つまり私の伯母）の主張は、


せっかくにげてきたのに、鹿児島に戻したくない。京都のお墓（←彼女がみつけてきたお墓。管理費もあまりかからない。なぜ京都かというと特にお金以外に理由はないみたい）にいれよう。


この時点での問題。


１祖母一人のためにお墓をたてるほどお金はない。


２散骨はいやだ（最初は生前散骨にするといっていたけど、祖母の妹がごねた）。


３実家なお墓（つまり結婚前のお墓）には入れない。彼女の兄嫁が大反対。嫁に行っていない、姓が変わっていない祖母の妹も入れるかわからない。


４鹿児島（つまり、祖母の戸籍上の家の墓）はいやだ。


５でも安いからって京都って…誰か行くの？鹿児島なら、母の実家があるから毎年行くけど。



つづく。