Choral am Ende der Reise ～旅の終わりの音楽～

大正４年とか昭和９年の新聞を読んでみた。
なかなか面白いです。


殺人事件の見出しが、


ものすごい殺人鬼あらわれる！


とかけっこうスゴイ。
朝日新聞の見出しで、


ものすごい


はないだろう！

とか。
被害者の名前とかかなり具体的なのね。


たとえば、


次女山田美智子さん（←仮名です）（２６歳）が
近所の佐藤一郎（仮名）（２７歳）の子供を妊娠して、
「恥ずかしい」ということで切腹した
パパ、山田太郎（仮名）さんのニュースとか。


別に、近所の男子の名前は書かなくて
いいんじゃねえか！と思う。


個人情報保護法


ってほんと最近施行されたばかりなのね。


桑港行きの船（ワイキキ経由）が
午後３時に出航、

とか、

コレラがものすごいはやっている、


とか、


コレラには仁丹を飲むといいと言う広告（おいおい）


とか、


新聞の連載小説が、


夏目漱石の「明暗」


だとか。



おもしろい！


けど、やはり、


この時代にうまれなくてよかったなあ～


と思った。