カテゴリ:カテゴリ未分類
いまさら・・?というか、
「大人になってそのすごさがあらためてわかった」 という感じ。 小さいときからドラゴンボールは好きで、 こつこつ読んでいたのだけど、 単行本がいつのまにか どこかにいってしまってて。 ドラゴンボールにはまっていたことは すっかり忘れて、 最近クロノトリガーをやっていたら、 ゲームのエンディングに ふととりやまあきらの原画が出てきた。 アレは彼が原画を担当しているゲームなのだけど、 アニメのドラゴンボールみたいに、 違う人が描いていたりしている。 だから、いつもどおり、ああ、見慣れてるやつ、 「とりやまあきらの絵だよなー」 と思ってへー、と流そうとした。 でも、流せなかった。 その彼の原画の完成度の高さに、 すごーーーーーーーーく度肝を抜かれた。 いったい原画を生でみたらどんだけすごいんだろう。 あの絵には彼にしか描けないなにかが 入っていて、もともと絵の技術がバカに高く、 ものすごく完成度が高い上に、 その上、力がふっとぬけていて、 遊び心が入っているくらいの余地、余裕があった。 あまりのものすごさにとにかくびっくり、 これはドラゴンボールってすごいんじゃないか、 と思って、漫画喫茶に行って読み出したら、 もういちいち感激した。 ほんとに面白いし、絵もとにかく完成度が めちゃくちゃに高く、 キャラクターは生き生きとしていて、 力が抜けていて、笑いがところどころにあった。 これに似た人を知ってる、モーツァルトだ。 あの音楽とほんとに似てる、と思った。 完成度がめちゃくちゃに高いこと、というか ゼロか完成100%かどちらか、というくらいに 真ん中がない人なんだけど、 作品のなかで遊び心が生かされていて、 力がほんのり抜けている。 かといってダメになってるわけでまったくなく、 かえって完成度を高めているところが。 だから、とりやまあきらの線だけマネても、 あの遊び心や絵の完成度はコピーできずに、 だからアニメとか違う人の描いた「とりやまあきら」は なんだかヘンなんだな、ということがわかった。 いろいろ「完成度が高いこと」について 考えさせられる!!!! 「完成度が高いんだけど、息はつまるんだよな」 という体験を世の中のたくさんの作品のなかで感じていたから。 あ~すごい。 愛蔵版を買うか単行本を買ってしまうか ほんとに悩んでいる・・・・。 買ってしまったら、ほんとどこにおくんだよ、 という感じ。 ただでさえ萩尾望都でいまえらいことになっているのに・・・ (花ちゃん、君の目論見は成功だ。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.04.09 23:54:52
|
|