カテゴリ:映画強化月間
原作が大好きなのだけどおそるおそるDVDを観た。
たいてい原作が好きな場合がっかりするので 原作付き映画は観ないようにしているけど(ゲド戦記とか)、 原作をあまりにも好きなのであえて観た。 感想は、 「みなさんがんばってよくまとめたなあ」と思った。 こうしないとしょうがないかあ、的な。 家族でみるぶんにはいいか。日曜洋画劇場でみるぶんにはなにも問題ないと思った。 悪いけどカスピアンにあまりにも共感をもちにくい。 「うーん、イケメンかもしれないけどこいつについていきたくはないな」と思う。 もっと「欧米型イケてて、文句のつけようない明るいカリスマ」をみたかったなあ。 最後にでてくるのは「蓮の花」だと思ったけど、訳が違うのかなあと思った。 でも映像とかいいところはすごくいい。 そしてやっぱり原作ものはむずかしいのだ。しょうがなし。 私はハウルの動く城がすごく好きなんだけど、 映画だからしょうがないとわりきって、 大胆なカットをしつつ 映画のよさを最大限にもっていくああいうのが好きだなあ。 原作ものはやっぱり思い切りが大事ということでしょうか。 原作にあまりにもいれこむと映画がだめになっちゃうということか? 原作の作中に「あ、ここはこの世のものじゃないね」という 空気がふっとかいまみえるところがあって、 そこがCSルイスのものすごいところなのだけど、 映画でできないわけがない、なぜならハウル(好きだね)の映画にだって そんな描写がふっとあったのだ。 小説はすごいなあ。 文章のなかにふっとあらわれるアレがすごいと思う。 映画だってすごいけど。 トイストーリー3はアレは映画でしか描けなかったと思う。 あとはユースチス役の男の子が、 スタンドバイミーのデブの男の子と リバーフェニクックスを足して2で割ったような顔で かわいかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.30 17:46:10
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