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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2024年09月10日
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カテゴリ:神秘体験空間
人智学では、現在の、宇宙の進化の、地球紀を、前半と後半に分け、それぞれ火星紀、水星紀と呼んでいる。そこで、火星紀と水星紀の転換期がいつなのか考えてみると、恐らく、宇宙人に対してのイメージが180度変わった、未知との遭遇か、ETが流行った頃と考えられる。

未知との遭遇 - Wikipedia

E.T. - Wikipedia


勿論、その後も宇宙人侵略モノはつくられるが、それまでのほとんどの作品がその類で、友好的な宇宙人モノは、このスピルバーグの2作品が代表で、それ以前は、宇宙人というより、「奥様は魔女」のように、魔女や黒魔術師や悪魔が、人間に敵対する非人間の、お馴染みの悪役になっていたようにみえる。ただし、「奥様は魔女」のサマンサは悪役ではないが。

奥さまは魔女 (テレビドラマ) - Wikipedia


人智学からいえば、悪魔は堕天使なので、いわば地球人の心を侵略する、魂を奪う、悪い宇宙人で、黒魔術師は、悪魔に魂を奪われた人間なので、友好的な宇宙人が描かれる作品は、キリストをどうとらえるかで異なるが、キリストを除いて、友好的な宇宙人の話は、ほとんどなかったわけなんである。

このような宇宙人を悪のイメージで捉える、いわば戦いの火星紀を、地球人に与えたのは、神智学によると、第10番惑星人エックスジアンによる地球侵略によるもの、と考えられる。トートのエメラルドタブレットによれば、暗黒同胞団によるエックスジアンは、都市伝説では爬虫類型で、地球を現在の独裁者のように支配したが、シリウス、プレアデス、アンタレスの聖白色同胞団が、救世主を地球に遣わして、エックスジアンを、地球の核に閉じ込め、封印し、青色人に監視させた、という伝説が残っているという。

シリウス アンタレス 金星 プレアデス星団 | お志事の備忘録とひとりごと (ameblo.jp)


青色人から、ブルーブラッドのブリテン人が生まれたらしい。このブリテン人の伝説から、アーサー王伝説が生まれ、古代日本では、古事記のスサノオによるヤマタノオロチ伝説につながっているかもしれない。ヤマタノオロチとは、爬虫類型エックスジアンと考えられるからである。

ブルー・ブラッド - Wikipedia

ブリトン人 - Wikipedia

アーサー王伝説(アーサーオウデンセツ)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)

ヤマタノオロチ<ヤマタノオロチ伝説> 編纂1300年を迎えた【古事記の神話】 (kankou-shimane.com)

このような地球侵略の歴史から、当時はまだ現在の地球ではなく、人智学でいえば、地球と月が一緒になっていた月紀の地球だったが、聖白色同胞団の、地球人の救済により、エックスジアンは地中の核に封じ込められて、地球は月と分離したわけである。その月の分離の名残が、太平洋の海底に残っているという。

奇想天外な都市伝説のような話なんで、ほとんど信じられないだろうが、いずれ人類が再び霊能力を獲得し、アカシャ(虚空)記録を読めるようになれば、明らかとなるだろう。というのも、そのような伝説が、地球に残っていることから、地球でのヒーロー像が生まれているからでもある。

高次の宇宙人は、地球のこの従来のヒーロー像を改めるべき時に来ていると警告している。というのも、悪い宇宙人が、人間と同じ、物質体でいるならまだしも、人類同士で闘う意味がなく、ますます憎しみを増加させて、悪い宇宙人の罠にはまるだけだからである。悪い宇宙人は、人類に唯物論を与えて、悪い宇宙人が受肉できる物質体をつくらせようとしているからでもある。

核兵器がそれである。悪い宇宙人は人間の憎しみに受肉し、支配するのである。それは従来のヒーロー像からもわかる。このヒーロー像は、人間の怒りを正当化し、人間に恐怖感を植え付け、罪悪感に誘導する。

「前世」からのメッセージは、このヒーロー像が間違いだと指摘しているので、以下に抜粋紹介する。

「メディアも、怒れる人々をヒーローとして映し出しています。ランボーはいつも怒り狂っています。彼が笑ったのを見たことがありません。ダーティハリーをはじめとして、警官、軍人他のアクションスターのほとんどが、怒りの泥沼にハマっています。「スタートレック」のカーク船長でさえ、四六時中怒っています。」

自分たちの過ちから生まれた憎しみを、無責任に転嫁するため、仮想敵をつくりだし、憎しみの標的にして、悪役に仕立てあげ、レッテル貼りをして、同じ人類なのに、愛し合うことなく、怒りを正当化して、復讐心を受け付けるわけなんである。だから、支配欲旺盛な独裁者は、自分の失敗を棚にあげて、無関係な仮想敵に責任転嫁し、大衆に攻撃心を扇動し、怒り狂うヒーローを正当化し、恐怖心を大衆に植え付け、救世主を求める雰囲気を作り出すのである。そのようなつくられた救世主像が、偶像のニセモノであり、これが悪魔の策略であるのは、明らかだろう。

従来の、この男性優位の戦いの時代の傾向、火星紀の特徴から、怒りのヒーロー像が正当化されたが、それらは人類のなかに憎しみを増やし、悪魔の支配を拡げるだけなんである。しかし、先の友好的な、高次の宇宙人の、スクリーンへの登場により、いまや火星紀の転換となる、水星紀がやってきている。

従来の、怒りの火星のヒーロー像に代わり、怒りを手放す、水星のヒロイン像が求められるのではないだろうか? そのヒロイン像とは、例えば、「私、絶対失敗しないから」の女性外科医師のような強い女性では全くなく、その正反対の、常に弱者側にいて、ひたすら、虐めを耐え忍び、人間本来がもつ、愛の助け合いに希望を見い出す、おしんのような強かに生きるヒロイン像であるように思える。

おしん - Wikipedia

だからして、「前世」からのメッセージを読んでいて、水星紀のヒロインが、おしん、なのではないか?と思ったわけなんである。

このように吾輩の日常は、「前世」からのメッセージを読みとくか、ネット界隈のフーテンの寅さんをやっている日々なのだが、シンクロ二シティというか、次のような面白い記事をみつけたので紹介する。

人の意識は「死んだら終わり」じゃない…!? 最新研究でわかった「死後の感覚」「前世の記憶」をもつ人々の「驚くべき共通点」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

もし人間も「波動」の一種ならある科学者が「死は終わりではない」と考える「最新科学にもとづく根拠」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

ある夏の日、「死んだはずの母」から着信が肉親を失った人々に訪れる「あの世からのメッセージ」の正体(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース

人の意識は「死んだら終わり」じゃない…!? 最新研究でわかった「死後の感覚」「前世の記憶」をもつ人々の「驚くべき共通点」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3 (gendai.media)


シュタイナーは、約100年前に既に、カリユガの時代が終わると、次第に前世を覚えている子どもが生まれてくると、預言している。「前世」からのメッセージという本も、約20年前に出ているし、著書のブライアンワイスは、精神医学の医者で、元々は唯物論者だったのだが、催眠カウンセル中に、患者を通じて、マスターと呼んでいる、高次の知的生命体との交信に成功し、宇宙の仕組みについて、まとめたのが、この本である。

この「前世」からのメッセージから、マスター、つまり高次の宇宙人、人智学でいう、天使たちの、人類への愛の指導が明らかになってくる。そこで、前回に続けて、マスターの愛の指導を抜粋し紹介する。

前回は、カルマについてのマスターの愛の指導を紹介した。

支払わなければいけない、憎しみの負債が、カルマで、だから、愛の使い方を間違えて、憎しみを増やさないように、自分の行動に責任をもたないといけない。カルマにより、憎しみを増やすのが悪い行為だと認識できるまで、自分が与えた憎しみを味わう人生を何度も送ることになる。

だから、自分が与えた憎しみは必ず自分が味わうように返ってくる。カルマは、愛の償いである。

自分が過去世で与えた憎しみを、現世の今生で味わい、怒らずに赦し、手放せるかどうかが、各個人の人生の課題なのである。だから、怒りに身を委ねてはならない。怒りを抑え、そのなかにかつての自分の行為をみれば、相手の気持ちが理解でき、自分の過去世が明らかになり、自分が何者なのかがわかる。

だから、特定の宗教や人種に、次の転生で生まれてくるのに確実な方法は、その特定の宗教や人種を公然と差別し、憎しみを与えることなのである。憎しみは、差別した宗教や人種へと、未来へのタイムマシンとして、憎しみを手放すために、当人を運ぶ。時には、霊魂は、自分が最も忌み嫌う人物になることで、愛を学ぶ。

このカルマの法則から、シュタイナーは、自分が前世で最も忌み嫌った憎しみの対象へと生まれ変わるので、「いかにして前世を認識するか」を書いて、自分が現世で最も忌み嫌う憎しみの対象が、自分の前世であるのを解き明かした。だから、端的にいえば、自分が嫌う人物が、自分の前世だったのである。だから、憎しみをもつのは、お門違いで、愛をもって赦さなければおかしいのである。

だから、神様からすれば、「おいおい、冗談じゃないよ。お前がいま嫌って、怨んでいるのは、前世のお前だよ。」というわけなんである。嫌ったり、怨むのではなく、理解し、赦すことが、愛の学びで、いまの人生の自分に課された課題なんである。

憎しみは心への暴行からはじまる。マスターと呼ばれる天使たちによると、実は、心への暴行は、幼い時からはじまっている。両親、社会、文化、宗教などの価値観を教え込まれ、天国から携えてきた叡智が抑圧されてしまう。無限大の可能性が、この世の教育により、有限なものへと抑圧されてしまう。三つ子の魂百まで、だったのが、現世の価値観から、半分の五十、もしくは三十へと抑圧されていく。

この大人たちの価値観の押し付けや暴行に反抗すると、寄ってたかって、非難、侮辱などで脅かされ、仲間はずれ、無関心、身体的、精神的な虐待などが、容赦なく待ち受ける。独裁者が支配する社会では、独裁を認めさせるために、このような心への暴行が平然と行われている。この国では、令和になってようやく、コンプラが浸透し、独裁制に疑問が投げ掛かられてきた。地球人が支配欲を捨て去れば、再び自然は自然に循環するようになり、無限に創造する自然へと回帰するようになるだろう。老子は、この自然回帰を、無為自然と説いている。

口がきけない赤ん坊は天使たちと交信している。やがて、言葉がわかるようになると、無限の能力を失って、前世の記憶も失われ、物質界へと適用するようになっていき、目に見える物質を求め、有限の能力へと抑圧されていく。「前世」からのメッセージの著者による催眠カウンセルで、赤ん坊のときへと誘導されると、赤ん坊が周囲の状況を超感覚的に捉えているのが明らかになるという。それは主に愛の強弱で捉えているという。

人智学では、この赤ん坊の超感覚は、古代アトランティス人が持っていた霊能力に近いもので、いまの動物の直感と同じものと解き明かしている。「前世」からのメッセージでは、ユダヤ人の三歳の幼児が、古代エジプト人の前世を記憶していて、愛犬の死に際して、当時の犬のミイラの作り方、犬の死体に油のバターを塗って包帯でくるむ埋葬法、を行ったのを紹介している。

恐らくこの幼児は、古代エジプト人のときに、ユダヤ人を差別したのかもしれないが、この書ではそこまで言及してないが、現世でユダヤ人になって生まれてきたのは、人種や宗教は、この世での偏った価値観からくるものだとわかる。人種や宗教だけでなく、外見などでも差別すると、差別した外見で、生まれてくるわけなんである。人種や宗教は、この世のなかでの、有限性のなかでのみ、成り立つ欠陥なのである。愛の欠陥故の差別なので、輪廻転生のカルマの法則で不足した愛の欠片の憎しみから、本来の、無限の愛を学ぶのである。

あの世では、人種も宗教もなく、ただ愛の再生しかない。大抵の人間は、この世での偏った価値観で、優位に立った強者の論理で、判断し差別するから、次の転生では、劣等な弱者の立場で生まれてくるわけなんである。愛が不足するので、愛を再び補完するために、生まれ治す。だから、絶えず、自分を愛で満たすべきなのである。現世で生きると、常に愛は不足しがちなのである。

だから、現世で、一番やりがちなのが金持ち目線で、貧困を差別することである。つまり貧困に生まれることは、前世で金持ちで、貧困を差別した可能性が高いわけなんである。だから、なぜ自分は金持ちに生まれなかったのかと問うなら、それは貧困を差別して、貧困を救わずに、いい気になっていた前世を送ったからである。現世で貧困をつくった原因は金持ちにあるので、来世で、自分がつくった貧困を味わう宿命の羽目になるのは、あくまで自己責任というわけなんである。だから、キリストは、金持ちは天国にはいけないよ、と述べたわけなんである。

このように、本当の幸福とは、物質的富によるものではなく、つまり、外からくるものではなく、内から生まれるものであると、「前世」からのメッセージのマスターたちは説いている。そこで、マスターの教えの抜粋紹介を続ける。

愛の学びには、いろいろなレベル、次元がある。肉体をもつことで学べる愛がある。痛みを感じないと学べない愛がある。肉体をもたなければ痛みはない。心の痛み、というが、それは肉体を持つが故の苦悩である。肉体をもたず、霊魂のままでいるときは、創造に限界がなく、再生しかない。

肉体をもつとき、人間は痛みを感じ、傷つくのが可能となる。霊魂のときは、その感覚はなく、幸福感と安らぎの感覚しかない。だから、霊魂は再生のときで、そのときの交流は、この世とは全く異なる。肉体をもったときだけ、痛みを感じ、傷ついたり、失望したり、失恋したり、という愛のレッスンを受けるための、人間関係が体験できる。この貴重な愛の体験は、この世でしかできないものなのである。

このように、宇宙はありとあらゆる存在が互いに愛しあえるように、時空や、あらゆる次元から、時間を進めている、といえるかもしれない。神から生まれて、神に回帰するように、キリストと共に、この世で死んで、生まれ変わり、聖霊の導きにより、神の子が神になるように、人類は祈るべきなのである。

今回はここまでにしたい。





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Last updated  2024年09月10日 16時51分20秒
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