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テーマ:Jazz(1977)
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これまで紹介したアルバムのリストを整理していたら、最近のミュージシャンしかあまり紹介していないことに気が付いたので、反省して、たまにはきちんとした古典もご紹介。
ということで、お題は「ビル・エバンス」。言わずと知れたジャズ界最高のピアニストの1人である。ビル・エバンスのアルバムといえば、ダントツで人気があるのは ”Waltz For Debby”という、ラファロとモチアンという最高のリズムと組んだ伝説のライブアルバムだけれども、それを紹介してもあまり芸が感じられないので、その次にランクされるくらいのアルバムを取り上げる。 ”At The Montreux Jazz Festival ”はタイトル通り、モントルー・ジャズフェスティバルでのライブ録音で、メンバーは、エディ・ゴメスとジャック・ディジョネット。エバンスの場合、メンバー感のインタープレイを重視するため、メンバーのクオリティによって作品の良し悪しがそれなりに左右されるのだけれど、このアルバムには、珍しくディジョネットがドラムを叩いているので、エバンスにしては結構アグレッシブで、新鮮な演奏を聴ける。どの曲もライブ録音とは思えない完成度の高い演奏を聴くことができるけれども、その中でも最近の僕の流行り曲『Nardis』がやっぱりお気に入り。エバンスらしい、ロマンティックながら、実はハードボイルドといった感じの演奏が聴ける。 エバンスを聴くんだったら、一枚目はヤッパリ”Waltz For Debby”が無難だとは思うけれど、内容的には、全然見劣りしない演奏だと思う。お試しあれ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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