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テーマ:Jazz(1977)
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歴史的名盤特集第2弾ということで、本日は、クリフォード・ブラウンを取り上げる。
トランペットはジャズの花形の楽器で、アームストロングから始まり(本当はもっといるけど聴いたことない)、数々の大スターが生まれた楽器である。ブラウンは不幸な交通事故により25歳くらいで亡くなってしまったが、少ない活動期間に残されたアルバムはどれもハイレベルで、真の天才とはまさに彼のことと言った感じである。 というわけで、ブラウンのアルバムはどれでもクオリティが高いので、基本的には何を聴いてもよいのだけれど、一番聴きやすいし、分かりやすいアルバムということで『 Study In Brown 』。 このアルバムはブラウン=ローチカルテットのアルバムであるが、ブラウンの美しいトランペットの音が、あふれ出るようなフレーズを次から次へと奏でるのを聴いているのは本当に気持ちいい。 作っている音楽自体は、今聴いてみると非常にオーソドックスであるけれども、スタンダードなハードバップの枠組みの中で、ここまでクリエイティブな演奏ができるということも本当にすごいと思う。 マイルスが、トランペッターではなく、ミュージシャンとして生きざるを得なかったのも、トランペッターとしてブラウンが余りに天才的であったからだと思う。 オーソドックスなジャズを聞くのであれば、是非最初に聴いてもらいたいアルバム。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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