2022年12月の記事一覧 | 「遠い昔のこと」　ウイーン旅行・WSKの昔話.ウィーンに関する事等⋯。

雑記帳⋯国立ウクライナバレエと国立ウクライナ劇場管弦楽団の「第九」

久しぶりに国立ウクライナ🇺🇦バレエ(旧キエフ)を鑑賞しました。今まで私が観たのはチャイコフスキーの演目が多かったですが今回はロシアの作曲家のものはやらないという事でした。(心情的にわかります)チャイコフスキーのご先祖はウクライナ人だそうですが？チャイコフスキーの作品に「小ロシア」がありますがウクライナの事だそうです。ウクライナは小ロシアなのですね。ウクライナはロシアより暖かい肥沃な土地なので昔からロシアは手放さなかったのでしょう。ウクライナがどんなに独立したがっていたことか⋯。演目は「ドンキホーテ」、生オーケストラでとても迫力がありました。休憩時間に観客の皆さんはオーケストラピットを覗いていらっしゃいました。オーケストラの皆さんも開幕直前までマスクをされていました。来日して安心して練習ができたのではないでしょうか。個々は技術的に素晴らしいものでした。揃って踊るところは初日ということもあり完璧ではなかった様に思います。(素人の見たところ、本当は違うのかも？)休憩時間・オーケストラピットに興味あるある　　　　バレエは予定していたメンバーが国の事情などで来日できない方がいらしたようです。キエフバレエ団ではないメンバーの方もいらっしゃいました。😞余談ですが未来のある若手のダンサーが先月戦死されました。27歳です、きっと素敵なプリンシバルになれた事でしょうね。憎き侵略者達に夢を奪われて⋯😢😢😢。ご冥福をお祈りいたします。Kyivにある劇場28日、みなとみらいホールで第九の演奏会初日、ウクライナから遥々🇺🇦やってきた合唱団。ソリスト、皆さんお元気そうでした。バレエ、オーケストラ、合唱団、ソリストの方、大変な状況下にあるのに約束を守って⋯。約束を守らない国もあるようですね⋯。👿メンバー全員が来日できなかった事は大変残念です。(数人の助っ人)久々に生の「第九」が聴けてよかったです。流石プロ、私たちが元気を貰ったという感じ感動の涙⋯。バスのソリストの声が会場に響き渡り合唱の歌声とマッチしてもうホール中が歓喜の歌声に包まれ夢のようでした。1時間半という時間がアッという間に過ぎ演奏が終わり会場は拍手の嵐、指揮者、ソリストの方々4回ステージでご挨拶。オーケストラがステージから去っても拍手が鳴り止まず、(腕が痛くなるまで拍手👏👏👏👏👏)合唱団の退場でも大きな拍手、最後に女性の団員が観客に大きく手を振られた事が印象に残っています。金髪のロングヘアーの美しい方でした。戦火のウクライナからようこそおいで下さいました、戦争で辛い思いをしてこられているのに感動をありがとう❣️一生忘れない「第九」になりました。前にもブログで紹介しましたがウクライナにも少年合唱団があります。来日公演をしてくれないかなぁ？オーストリアやドイツのような聖歌隊ではないですが⋯。中々上手です。Kyivの街の修道院とソフィア教会のベルタワーの前の広場のクリスマスツリー🎄　　昨年までのウクライナのクリスマス風景。過去ウクライナは🇺🇦ロシア正教のユリウス暦で１月7日がクリスマスだったようです。最近では欧米各国のように　　　　　　１２月25日にクリスマスを迎えるそうです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウクライナの工房で一つひとつ手作りのクリスマスオーナメントです。　　　　　子ども達に夢を、🇺🇦国旗カラーのクリスマスツリーが電力不足の中でも点灯されていましたね。「日本人はクリスチャンでは無いのにクリスマスが大好きなのよ🎄🎄😍❤️」と、ウクライナの少年に話ました。本来は教会へ行き家族で静かにテーブルを囲んでクリスマスのご馳走を食するのでしょうね⋯?余談🤣この様なクリスマス🎄🎄🎄🎄良いですね！憧れました💗。数十年掛けてこの教会を探しやっと一昨年見つける事が出来ました。ブロ友さんの力を借り元WSKの団員さんに協力していただきました。プラター公園の中にあるマリアグリュン巡礼教会。ウイーンの日本人ガイドさん「素敵な教会で結婚式も挙げられます。」という事でした。機会があったらYouTubeで紹介してくれるそうです。是非訪ねてみたいです。　　　　　　教会の中の写真をガイドさんから頂いたのですが見当たりません。ウィーンのクリスマスも素敵ですよね！Facebookに出ていました。昔と違ってWSKも色々な国の少年がいるのであまりクリスマスの行事はしないのでしょうか？昔のWSKのビデオ映画にはクリスマスの様子が載っていますよね。(90年代かな？)✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️✈️16歳のウクライナの少女「ズラータの日記」一人で憧れの日本へ避難して来た少女の日記です。読んでいて胸が熱くなりました。日本の16歳は何を感じるでしょう？もの凄くしっかりしているのに驚かされました。2月24日からウクライナを脱出、ポーランド経由で日本へ避難して来るまでの心境。日本での生活⋯。彼女は日本のアニメに興味を持って日本語を学んでいました。「日本を見ないうちは死ねない」という覚悟を持って故郷を後に憧れの日本へ一人でやってきました。お母さんがポーランドまで送ってくれたそうです。娘を送り届けて再びウクライナの故郷へ戻ったそうです。お母さんも凄い決断を⋯。ポーランドでも大変だったようで直ぐには日本へはこられませんでした。この少女はポーランドへ避難した時に日本でもニュースで紹介されたのを覚えています。ポーランド人と結婚した日本女性に助けられ無事日本へ。今ではデザインの勉強をしているそうです。日本で夢を叶えて欲しいです。「頑張れズラータさん‼️」　　　　🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶ちょっとお借りしてしまったウクライナの少年合唱団の写真⋯多分今年の12月25日頃だと思います。メンバーがやっぱり少ないですね。国を出て避難している少年もいるのでしょうね。避難先で合唱団へ入って歌っていてくれると良いのですが！日本の少年合唱団ファンの方ウクライナの少年合唱団も🇺🇦中々素敵ですよ！😘来年ウィーン少年合唱団が4年ぶりに来日するようです。ハイドンコアみたいです。　日本人の少年が3人いるようですが⋯ウクライナの少年もいるかなぁ？楽しみです。♬⋯新年早々「リング・アンサンブル」が来日公演をします。キュッヘルさんやフロシアウアーさん達にまた会えるのは嬉しいです。ウィーンフィルの演奏会が今年はなかったので⋯。１月１日のニューイヤーコンサートWSKが出演します。🐇来年2023年はウクライナに平和が戻り世界中が落ち着いた平和な明るい年で有りますように⋯❣️　　　　　　　🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰🐇🐰

雑記帳「私にとってのドーハの悲劇」

今、ワールドカップで盛り上がっているドーハ。私にとってはやっぱりドーハの悲劇でした。2017年、ウィーン少年合唱団繋がりで南アフリカに有るドラケンスバーグ少年合唱団を知りました。この合唱団は実力の割にはウィーン少年合唱団のように日本では有名ではありません。来日コンサートを聴いて合唱団ファンになり(チケットを入手するのに色々と⋯)現地でコンサートを聴きたいと思いブロ友さんたちと2018年に南アフリカへ向かいました。南アフリカ共和国🇿🇦🇿🇦🇿🇦🇿🇦へ2018年、4月下旬　午前0時羽田発カタール航空機でドーハへ何処から直ぐに乗り換えて同じカタール航空機で南アフリカ・ヨハネスブルクへ、南アフリカ航空機でダーバンへ。日本を飛び立って丸一日でダーバンへ到着の予定でした。水曜日の午後6時からのドラキーズコンサートも余裕を持って鑑賞出来る時程を組みました。あんな悲惨なことが起こるとは夢にも思いませんでした。予定は未定⋯。時刻通り搭乗したのはいいのですがなかなか離陸しないのにはびっくり。「中東の飛行機会社だからお祈りでもしているのか？」「日本のように時間に正確ではないので仕方がないかなぁ？」などと話していましたがなかなか離陸しません。「コンサートに間に合わないかも？」「そんなの嫌だね」「どうしたんだろうね？」「もうそろそろ離陸してもいいのでは⋯?」「其れにしてもお詫びの放送が無いね？」「日本なら直ぐに遅れている理由を言ってお詫びします。の放送があるのにね？」「この飛行機は大丈夫かしら」不安になりました。やっとの事、1時間も遅れて離陸。飛びたた時はホッとしましたが⋯。機内では持ってきた折り紙で団員君達へのお土産のおまけとして鶴を数十羽折りました。機内食もまあまあ美味しかったです。日本を飛び立ってどれくらいしたでしょうか早朝のドーハへ到着しました。10時間近く飛行機に乗ると飽きてきます。さあ此れからヨハネスブルク行きの搭乗口まで全速力で行かねば⋯。気持ちを引き締めて走る⋯。「私たちを待っていてくれるよね！」「遅れたのは飛行機の責任」「私たちの責任では無い‼️」やっと南アフリカ🇿🇦行きの搭乗ゲートへ到着、頑張った！。そこで私たちを待っていたのはB4の紙に名前が書いてある紙を持ったおじさんでした。何だろうと最初は思いました。名前を呼ばれてチェックが済んだら、横に立っていた男性が「あなた方の乗る飛行機は出発しました。」ガーン💢‼️「私たちの責任では無いですよ！」「どうしてくれるのよ！」紙を持っていたおじさんは送迎車の運転手さんでした。私たちに死刑宣告をした人こそカタール航空の社員でした。ただ飛行機は出発してしまったことだけ伝えて知らんふり。日本だったらそれなりに理由を言ってお詫びの言葉があるのに⋯腹たつ😡！「日本だったらお詫びの一つもあるよ！」「其方の飛行機会社のせいで私たちは置いて行かれたのよね」「そんな事わかっていたら必死に走らなかったのにね。」もう言いたい放題に日本語で文句タラタラ言いまくりでした！紙を持っていた運転手さん困った顔をしていましたね。(此の人たちは何を騒いでいるのかわからない⋯ときっと思ったでしょうね？)次の飛行機は12時間後に出発と⋯。二度と此の航空会社は使わないと心に決めたんですよ！(今でもヨーロッパ行きありますがドーハ経由みたい。値段は安いようですが使わない。多少高くてもウィーンやドイツにはルフトハンザかオーストリア航空、KLMで行きます。全日空もウィーンへの直行便があるようで⋯)送迎車に案内されて街中へ。朝のドーハは日差しが強い感じがしました。ラクダは見かけませんでした。🤣これはお借りした写真なのです。イライラしていたので写真がないのです。12時間後に搭乗する飛行機まで✈️時間があるので会社の方でホテルを用意してくれました。4つ星ホテルでしょうか？それぞれ個室が用意されていました。人生初の王様のような部屋でしたね。広過ぎて召使いでもいれば便利なのにと思いました。まあ日本では経験できないですね。そういえばドーハに着いて朝食を食べていない事に気づき皆んなで最上階の庶民派レストランへ。セルフサービスのレストランなので気軽に食べたいものを好きなだけ頂きました。朝食後、各自部屋でシャワーを浴びゆっくりと休みました。広いベットで大の字になって⋯其れでも余裕ある。昼食後、絶対に観光客として来ない国を観光してみる事にしました。タクシーを呼んでもらい🚕早速市内観光。運転手さんにおすすめを聞いて4時間貸切にしてもらいました。簡単にガイドもしてもらいました。カタールは英語圏？英語が通じました。(喋れないけど)ガイドさんいわくお金持ちの国だそうです。国王様のお陰で国民はみんな豊かだそうですよ。オフィス街などは近代的なビル郡、ビルの壁面に王様の大きな写真が飾ってあるビルが幾つもありました。オフィス街は民族衣装を着た割腹の良い男性達が闊歩していましたね。女性の姿は何処にもありませんでした。　　　　　　　此方はイスラム美術館入館料無料でした。民族衣装を着た若い男性が受付にいました。普通受付嬢なのにね⋯。アラビアのロレンスみたいな⋯まあかっこいいと言えばかっこいいでしょうね。目の保養にになりましたね。次にモスク🕌を見学させてもらいました。生まれて初めてモスクへ行きました。(私たちは観光客だからね)あまり奥の方へは入れませんでしたがタイルばりの素敵な広間でお祈りをするようです。　　　　　此の写真も借り物です。建物の中にタイル張りの広間があり素敵でした。時間もあと少しと言うとこでショッピングセンターへ連れて行ってもらいました。南アフリカでお世話になる方へのお土産をカタールで買うことにしたのです。ドライフルーツがいいかなと言うことになりました。お手洗いへ行ってみるとヒジャブを着た親子連れに会いました。お嬢さんはニコニコ可愛かったです。お手洗いは綺麗でしたが日本の方が良いですね。洗面所にはタイル張りの大きな流しがありました。お祈りの時に足を清めるための洗い場みたいでした。日本のショッピングモールにはないものでした。羽田空港、出発する為の待合ロビーにはイスラム教徒の為の祈りの部屋がありましたね。ホテルへ戻り夕食を食べ、シャワーを済ませ荷物をまとめて横になりました。11時過ぎにお迎えの車が来ました。いよいよ南アフリカへ出発です。アフリカーナのドアマンにさようならを言って飛行場へ。夜中近くなのに賑やかな空港でした。出発ロビーに行列で待っている故郷へ帰る出稼ぎの人たちと遭遇しました。出稼ぎが多いカタールと聞いていましたが⋯。こんな感じの空港でした。此の中から次の乗り場まで歩く。午前0時過ぎヨハネスブルクへ出発しました。まあ時間通りでしたね。ヨハネスブルクでスーツケースと再開。先に荷物が到着していたのでそれを受け取って南アフリカ航空🇿🇦の搭乗手続きをし荷物を預けホッと一息。6時までにドラケンスバーグへ着いて欲しいと願いながらダーバン行きの飛行機へ✈️。此処でまたもや時間が⋯。「3人まだお客様が来ません。もう少し待ってください。」と放送が⋯いや親切だこと。此方は早く出発してほしいのに。3人目の男性何事もなかったように平然と20分遅刻。「ありゃー遅れて御免なさいはないのかな⋯?」そんなこんなでやっと出発。直ぐにジュースとサンドイッチの簡単昼食が出ました。2時間後にやっとダーバンへ到着。お迎に来てくださった方と合流。いよいよ憧れの地ドラケンスバーグへ。途中2回ほど休憩をして高速道路を走り4時間ぐらいで到着。もうコンサートは終了していました。残念‼️次の日からコンサート三昧の日々でしたね。水曜日コンサートが聞けなかったのが残念でした。日曜日のミサにも出席、出口で寄付をしましたよ。借り物です写真が見当たらないので全て借り物の写真です。ドーハは私には一生忘れない地になりました。親戚達が良くアフリカへ行って無事帰ってきたね。アフリカと聞くとイメージが昔のままのようです。南アフリカは結構日本と交流が深い国なのに。でもロシアのプロパガンダに騙されている若者が結構いるようで⋯自由がなくなるよ。中国大好きと言う😍人もね、その内お返しがあるのにね。港と乗っ取られないようにしないとね。経済を握られてしまっているようで⋯。南アフリカしっかりね🇿🇦！