積　　乱　　雲

こう暑さが続くと、家の中にいても参ってしまう。
そんな中、支援にきてくれる人たちには
連日本当にあたまがさがります。

あついあつい
本当に耐えられない～

とみんなで挨拶して言っていたら

それなりに元気だよ！と返してくれるヘルパーさんがいて
なるほど！
と一気に皮膚感覚温度が変化した

４０度に届く地方の話を聞けば３５度もまだ過ごしやすい
冷房遮光ができる環境にいるのだから断水の人たちを思えば天国だ

病院で吐き続けているときは
夏休みを満喫するみんなと自分の弱さが際立ったけれど
元気な今はそこそこありがたく今日の入浴こそ極楽天国だな

と、まあ私たちは同じ出来事もその時々の状況で違うメガネをかけてみるし
黄色いメガネで見続ければ世の中まっきっきというわけ。
自分がかけているメガネが黄色いことにも気がつかなければ
かけていることすら気がつかない。

頭の中では話し出す自分の言葉はほぼ自動的
暑いと唱えれば暑いし、まだよいかと思えばそうなる。

一つの出来事にはいろんな解釈があるものだ。
人によって自動的に反応してますます黄色メガネを濃くしていく人もいれば

おっと、黄色かけてたっけ
と落ち着いて考えを働かせる人もいますね。

こんなに暑くて不快なときほど、
一服していったん落ち着ける人と一緒にいると
周囲の空気がす～っとよくなり
息苦しさが消えていく
よし、もうひと頑張りしようかな、と思えますね

自己洞察、自己モニタリングは難しいものだけど
案外練習するとできるようになるもの
けっこう慣れる

私はもう一人の自分が昔から体の中にいたので
いい感じに彼女と対話して怒りや悩みを軽くしてきたかも

まあ、弱視のおかけで視覚刺激もある程度遮断できているのもラッキーかも
でも耳はいいので、みんながあついあついというのを聞くだけで
本当に体があつくなったりする

どんな言葉が頭の中を飛び回っているか
今日は一日そこんところをモニタリングしてみよう​​っと