きもちの声を聞くヒント
少しずつ睡眠確保できるようになり、弟に笑顔が戻ってきた。うれしい~。なんか、脱力する~。閉塞感の充満した中の緊張感は、じつに疲れる。ひっそりと息をする。ついでに寒くて、身体も小さくなる。心も固まるころには、自分に入る刺激をみんな締め出したくなる。昨年仕事でご一緒した昭和大学大学院保健医療学研究科准教授の副島賢和先生からいいことばを教えてもらった。こどもの声に耳をかたむけよう声に耳を傾けるときの「あいうえお」あ:あいてをみてい:いっしょうけんめいう:うなずくえ:えがおお:おわりまで感情表出への理解怒り:他者や周囲に代わってほしいという願い悲しみ:苦境を分かち合ってほしい、助けてほしいという訴え喜び:誰かと分かち合うことで加速される恐怖・不安:問題があり、それを解消しなければならないという強い願い感情をきちんと扱えないと、人とうまく関われないし、頑張る力、我慢する力が育たない。不適応行動は、まわりを困らせるためにやっているのではない、困っていることを伝える行動なのです。子どもがなぜその行動をしなければいけなかったのか考えましょう。今日という日は、だれにとってもはじめての日なのだから、わからないから始めよう。いいですね~!言葉にできない私たちもいろんな気持ちをもっている。言葉が言えなくてうまく伝えられないときでも、あいうえお、ができる大人には、ちゃ~んと伝わった。これは実証済み。伝わると、どひゃ~っ、と嬉しい。そして、私も案外ずっとこれをやってきた。特におわりまで、というのは、自分から逃げられないから相手がやめるまで付き合うしかないのだけどね(^◇^)弟のチャレンジも、自分を乗り越え、自分を理解し、自分を好きになるチャンスなのだ。もちろん、支援者の助けを借りながらだけれど、支援者にも助けが必要だ。自分は支援者だと思いあがっているときは、弱音がはけないし、相談もできない。支援者のアンテナが、いろんなところにむいていればいるほど、有益なヒントがヒントの方から舞い込むのだ。閉塞感から抜け出そう。別の場所からひといきついて、今の自分をながめよう。そうすれば、自分でも気がつかなかった「きもちの声」が聞こえてくるだろう。障害がある(なくても)子供たちに関わっている人たち。今日から、あいうえお、を実践してね副島先生、教えてくれてありがとう