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2日目には、サイパン島の隣にあるテニアン島に行って来ました。
ここがサイパン島の2/3位の大きさの島なんですが、人口は1/10位とまったく人のいない島なんですよ。
で、6人乗りのセスナで10分で行って来ました。

6人乗りのセスナだなんて初めて乗ったので、もうビビリまくりでしたよ。
まず、乗るときに体重を聞かれるんですよ。
それで、バランスの良いように場所を配置されるみたいです。
ちなみに僕は一番後ろでした。


テニアン島の島内観光でも最大の見所は、なんといってもB29の飛び立った滑走路、
原爆の積み込みを実施した場所ですね。

この島は、長崎・広島に原爆を投下したB29が出発したしまなんですよ、
原爆を入れて置いた穴も見ましたし、積み込み作業をしている当時の写真なんかも置いてありました。
なかなか、戦争の重みを感じる所でした。

僕はガイドさんの話で初めて知ったのですが、長崎の原爆はたまたま長崎に落としたそうですね。
当初の予定だと造船所とかの多かった、小倉に落とす予定だったそうなんですが、
当日どうにも天候が悪くて投下することが出来ずにいたB29は、燃料切れの為にテニアン島に戻ろうとしたそうです。
そしたら、戻る道中に長崎の上空に雲の切れ間があり、急遽作戦変更をして長崎に投下したそうです。
急遽決まったことで、投下地点もずれてしまい、広島よりも威力のあった原爆なんですが
長崎の方が被害が少なくなったそうですね。

あぁ、あと広島の原爆を投下したB29には「偵察機」のコードネームが付いていたそうです。
それを見た日本軍は、空襲警報を解除してしまいまして、防空壕から出てきた人が、
町に集まっていき、あれだけの大きな被害が出てしまったそうです。
なんか、いろいろな裏話を聞くと怖くなりますね。


次の日記で、カジノの事を書きますね。