責任持てないなら運転やめなはれ
人体に傷をつけたら犯罪になります.当たり前?当たり前ですが,これをしても違法にならない免許がありますよね?医師免許,看護師免許などがあります.この免許があれば,ワクチン注射(人体に針を刺す行為)をしても犯罪ではありません.逆にこういった免許がない方がワクチン注射(人体に針を刺す行為)すれば犯罪となります.そういった意味で自動車運転は法律では許可されておりません.なぜ?自動車は数千キロの鉄の塊で数十キロー数百キロの時速で走ります.ぶつかれば死にますよね.そうです,車は走る凶器です.なので,車を運転をすることは違法なのです.当たり前?!当たり前ですが,これをしても違法にならない免許がありますよね?そう自動車免許です.僕たちは自動車教習で実習をうけて実習試験・筆記試験で合格して初めて自動車の運転ができるわけです.自動車は危険なものであるため,合格したもののみに,運転する許可が特別に与えられるわけです.ハンドルを握ることは,特別な許可が降りて初めて合法になるわけでもし,過失・事故など重ねたら免許取上げとなり,違法になるわけです.88.7%引用:損害保険料率算出機構「2022年度 自動車保険の概況」これは自動車保険の任意保険加入率です.実は運転する人は100%強制加入があります,自賠責保険ですね.ただし,自賠責保険の内容は以下の通りです.<自賠責保険の補償範囲>対人:物損傷害 120万円死亡時:3,000万円後遺障害時:4,000万円対物:補償されない補償内容をみて力不足です・・死亡慰謝料の相場は一家の支柱の場合には2800万円母親・配偶者の場合には2500万円独身男性・女性などその他の場合には2000万円~2500万円らしいです.あれ?自賠責保険でカバーできそう?引用:アトム法律弁護事務所https://atomfirm.com/jiko/47153死亡事故に対する計算は上図です.大雑把にいえば,年収✖️定年までの勤続年数で算定します.この計算式でやれば,死亡者が高収入者,若年であるほど高額になりやすいです.過去の判例を見てみましょう・・◆交通事故高額賠償判決例(人身事故)・認定総損害額/5億2,853万円・裁判所/横浜地裁・判決日/H23.11.1・被害者の性別・年齢・職業/男・41歳・眼科開業医・被害態様/死亡・認定総損害額/3億9,725万円・裁判所/横浜地裁・判決年月日/H23.12.27・被害者の性別・年齢・職業/男・21歳・大学生・被害態様/後遺障害・認定総損害額/3億8,281万円・裁判所/名古屋地裁・判決年月日/H17.5.17・被害者の性別・年齢・職業/男・29歳・会社員・被害態様/後遺障害(出典)損害保険料率算出機構「2016年度 自動車保険の概況」過去の判例では億超えの判例があります・・死亡者が一人だけでなく二人であれば,倍プッシュになります.自賠責の上限3000万円までです,それを差し引いた賠償金額を払えますか?加害者の経済状況なんて考慮しませんよ.マジで人生を積む金額です.それと自賠責は対物は補償外です.全額自己負担です11.3%任意保険が加入していない割合です.死亡事故を起こした場合,賠償金額は払えませんよ・・という割合です.もし死亡事故を起こしたら加害者はもちろん,被害者も十分な金額をもらえないという両者にとって不幸な形態です.対人対物無制限の任意保険は安くないですが・・車両保険抜いたら保険料は数万/年です.こんな金額を払えないなら車を運転するべきじゃないです.30%法定点検を受けている割合です車検は受けないと違法・罰則を受けますが・・自家用車の場合に,法定点検を受けないことに罰則がありません.車検:車が保安基準に適合しているかの検査,車の故障や交換が必要な部品を見つけるための点検ではない.ブレーキやタイヤなどは基本みない.法定点検:車が安全に公道を走れるよう車が故障していないかを事前に点検と整備.車のトラブルを未然に防ぐ.罰則がなければ,サボるのが人間の性ですよね・・法定点検は高いのは事実ですが,法定点検を受けないのは,凶器である車をさらに危険な状態で走行させていることです.しかし,金額を理由に法定点検を受けないのは運転するべきじゃないです運転するのが怖い?怖いと言う感覚は大事ですが,久しぶりに運転,車の運転がずっと怖いなら・・運転しない方がおすすめします.どうしても運転が必要ならペーパー講習をうけましょう.数万円で受講できます.もしお金を理由にするなら・・責任もてないなら・・自動車運転やめなはれです.なぜなら,自動車運転は故意を除けば過失で一番人を殺しかねないからです運転するときは,人を殺す凶器を操作していることを自覚して緊張・責任をもつべきです.僕も運転s