1977年7月17日
改めて日比谷野音での解散宣言のビデオを見てみると、3人は泣きながら偽りのない真実を語っています。翌日、仕事を気まぐれで放棄する身勝手な若者と新聞記事になり、これが世間の一般的な解釈となりました。しかし、全キャン連が解散宣言を真摯に受け止め、全面支持運動を起こし世論を変化させていった事を思い出します。ところが、当時のCBSソニーのプロデューサーが2018年に出版した本には、再び誤ったキャンディーズ像が書かれています。2007年にNHK-BSで放映された当時を振り返る番組でもキャンディーズに一曲も提供しなかった著名な作曲家が同様のことを語っています。どうやら中途半端にしかキャンディーズの仕事に関われなかった関係者は今でも何かが悔しいのでしょう。