昨日、渋谷東急本店の屋上でSTCスコティッシュ・テリアクラブ展が開催されました。

HAPPYは昨年の秋に続き２度目の参加です。
昨年は全くと言って良い程”歩けなかった”HAPPYですが、今回はショーに向けて毎日少しずつ歩く練習をしていました。

毎日のお散歩の途中、駅前のデパートの遊歩道で練習していました。
２週間程、３～４分ずつですが練習する内に段々と上手に歩ける様になって来ました。

が、練習中ワンコはHAPPYだけ。
今思えば、気が散らないので何とか歩く事に集中出来たんですね。

昨日は沢山のワンコに囲まれ、もう嬉しくて嬉しくて最初から興奮状態のHAPPY。
本番前、審査会場に慣れるために歩いてみたのですが、
”クンクンクンクン、？、クンクンクンクン、！、クンクンクンクン・・・”（永遠に続く）
その執拗な引っ張りにショー用のリードをからめていた私の指はちぎれそうでした。

そして控えの場所でも、あのコの側に行きたいよ～、あのコと遊びたいよ～、と全く落ち着きません。
（どうなる事やら・・・）と心配な私。


さて、個体審査が始まり審査員の方に身体を触られるとあからさまに嫌がるHAPPY。

ご近所で出会ったワンちゃんの飼い主さんに頭を撫でられるとよけてしまう時と同じ。
その様子に何となく嫌な予感がしていたんですがその予感は見事に的中しました。

「もうこのくらいでイイでちゅね、終わりまちゅ」とHAPPYは突然審査台からジャンプ！
一瞬の出来事に私は「あ～～～～～っ！」と叫び、個体審査はそれにて終了・・・。

（こんな高い台から飛び降りてしまって足は大丈夫かしら・・・）
（それにしても自分で勝手に審査を終えるなんて・・・！）
（あぁ、審査員の方は呆れているに違いないわ・・・）

泣きたくなるような思いをこらえ、その場は笑うしか無い私の気持ちなど全くおかまいなしにウォーキング中も気になるワンコに近寄って行こうとする脳天気なHAPPY。

（このコはやっぱりショードッグに向いていないわ、今回で最後にしよう・・・）

私はそう心に決めました。

ところがその少し後もう一度歩くチャンスがあったのですが、その時は先程とは打って変わって 一生懸命歩くではありませんか！

もちろん上手くはないですが、練習した時の歩きを思い出しているかのように

『ママ、これで良いんでしょ？』 って感じで健気に歩いています。

その頑張っている姿が何だかとても可愛くて（親ばかですが）感激してしまいました。

結果としては何の賞も頂けませんでしたが、私としては大好きなスコティッシュ・テリアを沢山見られて幸せでしたし、最後にHAPPYなりに頑張って歩いていた姿を見られただけでもう大満足です。




この日　BEST IN SHOW　に輝いたのはベッキーちゃん（左）
そしてBEST Bitch はブログのお友達モコちゃん（右）でした。
おめでとうございます！


”Jump”の後はあまりの劣等生ぶりに（もう止めよう）と思った私ですが、"参加する事に意義がある精神”で再びチャレンジしてみたくなったのでした。

HAPPY、また一緒に頑張ろうね～！（超単純・・・　笑）
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　４月２１日投稿