フルスイング

漫画「バガボンド」にでてくる宮本武蔵の師、沢庵和尚の言葉に

「一枚の葉にとらわれては木はみえん、一本の樹にとらわれては森は見えん」

「どこにも心を留めず、みることもなく、全体をみる」

「それがどうやら見るということだ」とあります。

昨日の練習で感じたことですが。

球を見よう見ようとし過ぎると球筋が見えん。

球筋に釣られて頭や顔がぶれます。

バントしていても顔で追っかけてしまいます。

上手い選手なら野手の動き等も視野に入れながら状況に応じてバントをします。

また中日落合監督はバッティングの時、ヘッドアップを解消する為の解決策は

「投球を目で追っていくのではなく、投手のモーションから投げてくるボールの軌道までをひとつの景色として見ていくことだ」と表現されていました。

自分としては一つの事に捕らわれ過ぎて見逃したり、全体が見えなかったり…。

まだまだ沢庵和尚の「見る」には程遠い。

森を見ながら一枚の葉っぱを凝視出来るような指導者に何時になれば成れることやらね^^