観てまいりました。
「崖の上のポニョ」
レディースディでも無いのに。
…しっかり割引券は使いましたが(^^;)

う～ん、何って言うかなぁ～

正直に言います。

……話題の映画は期待しすぎるな……

うん、コレ。今回の感想。

かわいくない！気持ち悪い；って思ってたポニョが
スクリーンで予告見た時に、動く姿は可愛いって思ったし。
ＮＨＫの特集とかまで見ちゃってから行ったからかなぁ。
すごく期待してたのよね。


いやさぁ、
画はすごくキレイで暖かくって…
色がね、最近見慣れてるアニメと全く違うの。
良い感じのレトロ感…。
何であんなにステキな色合いになるんだろう…

細部にまでこだわりが感じられる動き。
波とか、ホントに生きてるみたい。

職人技…だよ。ホント。
コレが手描きの良さ！なのね。
う～ん、スゴイや、日本のアニメって！


でも…でも…こんなに画が素晴らしいのに・・・
ストーリーが……

なんかさぁ、？？？？？？？ばっかりで…
わからないまま、ぽわわ～ん。と終わってしまった；


良いんだよ。ぽわわ～ん。でも。
おとぎ話なんだから。

でもさぁ…
コレだけ期待していた私の思い、どうしてくれるの？

何がモチーフなんだろう？
人魚姫？
……なら、私、ディズニーのリトルマーメイドの方が
ずっと心にしみたわ………
………ハッピーエンドに号泣したもん。私。

何を伝えたいのか…
イマイチ判らないよ…

伏線がいっぱい張ってありすぎで
でも、どれも解決した風が無くって。

私、わかりやすいアニメが見たいんだよ。
特にこういうおとぎ話系は。

…なのに…
あんなに複線、いりませんってば。

もっと単純に、
５歳児宗助の不思議な大冒険 with
宗助ラブーのポニョの物語。
…そんなんで、いいじゃん。

ポニョはじゅうぶん可愛らしかったし。
同じ５歳児の野原しんのすけに
宗助の爪のアカ煎じて飲ませてやりたい。って感じだったし。
あ、そういえば、リサって、ミサエさん系の母かも…。

中途半端で解決しない複線、あんなにはらなくても、
じゅうぶん楽しめたのに…。

おとぎ話的な矛盾の気持ち悪さなら許せるのだけど
そうじゃない気持ち悪さなのよ。
いかにも
「時間が足りなくて、やっつけちゃいましたー；」みたいな。
……あ、言葉が過ぎました。ごめんなさい。

でもさぁ、もっと時間かけて、貼ってある
複線もスッキリ解決するようなストーリー展開なら
もっともっとポニョの世界は変わった気がするのよ。

う～ん、
まぁ、最後の可愛いお歌で、解消はされた気もするけど。
…あ、そうだ、
最後ね、スゴイ量のスタッフの名前が出てくるのだけど、
コレだけ大勢の人でこの絵を描いたんだな…って事が
この映画での一番の感動！だったかも。
で、そのスタッフの名前一人一人の前に
可愛らしい画がついてたのも、なんだか
ホノボノしてよかったわーー(^^)


藤岡藤巻と大橋のぞみ『崖の上のポニョ（カラオケ）』

基本的に宮崎アニメは大好きなのよ。
だからさぁ、
このモヤモヤ、是非とも次回の作品で消してください。
もう、長編アニメは最後なんて言わないで！
お願いしますよ！宮崎監督！