東京23区 高級ホテル最新事情 「椿山荘」
ホテル椿山荘東京 藤田観光が運営する「フォーシーズンズホテル椿山荘東京」が、隣接する婚礼・宴会・レストラン施設の「椿山荘」と一体化し、2013年1月1日から「 ホテル椿山荘東京」にリブランドした。同ホテルは外資系ラグジュアリーホテルの先駆けとして1992年に開業。が、フォーシーズンズホテルとのフランチャイズ契約は約20年間で終了し、今後は日本の歴史や伝統を国内外にアピールしていく。 椿山荘のある東京・文京区の関口周辺は、南北朝時代から椿の咲く「つばきやま」と呼ばれており、松尾芭蕉も江戸時代に一時居を構えた丘陵地。日本軍閥の祖といわれ内閣総理大臣も務めた山県有朋が私財を投じて1878年に当地を購入、つばきやまから「椿山荘」と命名した。 東京大空襲で記念館や邸宅、樹木の大半が消失したが、1948年に藤田鉱業(現藤田観光)が復興に着手、52年に椿山荘が完成・開業した。以来、約2万坪の広大な庭園を生かした結婚式場を持つ宴会場として発展してきた。ホテル椿山荘東京パークホテル東京7,500円~6,750円~