夜行バス－週末控え，予定早め帰省

2020/03/28

>>夜行バスに若者次々　「東京出られなくなる」　週末控え，予定早め帰省・新型コロナ

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　東京都，神奈川県，千葉県と首都圏の自治体からの週末外出自粛要請の影響もあって，,27日夜，東京・新宿の高速バスターミナル「バスタ新宿」では，利用者がつぎちぎに夜行バスに乗り込んでいました。
　「東京から出られなくなるかも」。新型コロナウイルスの都内での感染者が急増する中，帰省の予定を早めた人もいました。
　「ジェイアールバス関東」（東京）によると，このところ新型ウイルスの影響で高速バスの利用客は例年の半分以下に落ち込んでいます。特に都内と京阪神を結ぶ路線の落ち込みが顕著で，8割減ということです。

　新型コロナウイルス感染の影響で，観光客が減少したことから3月に入り，高速バスは一部の便を運休したり，運行計画変更の動きが見られます。なお，大半の便は通常どおり運行されています。バスタ新宿では，新型コロナウィルスの感染予防を図るため，社員のマスク着用等の予防対策を実施しています。

　バス会社の対策－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
●乗務員や受付係員のマスク着用・体調管理
乗務員や受付係員は基本的にマスクを着用し，乗車前や乗車後，休憩時には手洗い・うがいを徹底しています。ウィラーエクスプレスやJRバス関東，西日本JRバス，さくら観光では，乗務員の点呼時に体温測定も行われます。
●車内清掃・換気
バス車内は運行終了後，アルコール消毒液を使い，手すりや座席，乗客が触れる場所は重点的に除菌清掃しています。
西日本JRバスやJRバス関東では，運行中のバス車内の空調を極力，換気扇を運転するかエアコンを外気導入して運転しているとのこと。空気清浄のためにプラズマクラスター搭載車両で運行している会社もあります。
●アルコール消毒液の設置
一部のバス会社では，バス乗降口やバスターミナルにアルコール消毒液を用意しています。各社によって対応が異なりますので，高速バス利用の場合は，アルコール消毒液の持参をおすすめします。
●乗客にマスクを配布
ジャムジャムエクスプレスでは，全車両でマスクを無料配布しています。期間は3月19日（木）夜の便から3月31日（火）まで。
●ブランケットの貸出
普段は車内に用意されているブランケットは，バス会社によっては貸出を一時中止しています。体温調節のための防寒着などは自分で用意しておくのが確実です。

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　座席は接近する4列シート車について，ジェイアール東海バスでは一部の便を対象に，空席となっている通路側座席の発売を中止しました。青森県内と首都圏を結ぶ夜行バスを運行する岩手県北バス南部支社（旧・南部バス）なは，4列シートの座席と座席のあいだに仕切りカーテンを整備し，飛沫拡散防止を図っています。

◆独立３列バスシート
１人１人の席が独立。隣の人が気になりません。

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