宮崎県 新型コロナウイルス感染状況-西都市・児湯郡圏域は東京並み…スナックで「クラスター」発生か
宮崎県内で新型コロナウイルスの新規感染者が急増している。宮崎県は25日,客4人の感染が判明した高鍋町のスナックでクラスター(感染集団)が発生した疑いが強いと発表。高鍋町を含む西都市・児湯郡圏域(2020年人口96,185人/西都市|高鍋町|新富町|西米良村|木城町|川南町|都農町)の感染状況を3段階で最も警戒度が高い「厳しい」に引き上げ,同圏域の住民に対し,不要不急の外出の自粛などを要請した。
西都市・児湯郡圏域 警戒度最高の「厳しい」に引き上げ
25日午後8時現在,宮崎県内の累計感染者は40人。このうち,20人は22日以降に感染が確認されている。西都市・児湯郡圏域では10人で,1週間の10万人あたりの新規感染者数は東京都並みの12.3人と非常に高い数値である。宮崎県は,クラスターが発生したとみている高鍋町の接待を伴う飲食店が,スナック「Little」であることを公表した。