気象庁の会見「特別警報級の勢力とも言える。これまでと同じくらいの台風だろうと思われると、想像以上のことが起こってしまう」
1日夜,小笠原近海で発生した台風10号。気象庁は2日、台風10号について、強い危機感を示しています。台風10号は今後、特別警報級の勢力に発達し、6日の日曜日ごろから7日の月曜日にかけて、奄美地方から西日本に接近、または上陸のおそれがあります。
中心気圧が930hPa(ヘクトパスカル)以下、または、最大風速50メートル以上の台風の接近が予想される場合に出される台風の特別警報です。これまで、沖縄県を除き、一度も発表されたことはありません。
出所:気象庁 http://www.jma.go.jp/jp/typh/2010.html
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令和2年 台風第10号に関する情報 第2号 令和2年9月2日11時37分 気象庁予報部発表
台風第10号は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、特別警報級の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがあります。
[台風の現況と予想]
台風第10号は、2日9時にはマリアナ諸島にあって、1時間におよそ15キロの速さで西南西へ進んでいます。中心の気圧は990ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心から半径280キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風は今後発達しながら日本の南を北西へ進み、特別警報級の勢力まで発達し、6日から7日にかけて、奄美地方から西日本にかけて接近または上陸するおそれがあります。
[防災事項]
大東島地方では台風の接近により、風が次第に強まり、5日から6日にかけて暴風の可能性があり、4日から6日にかけて警報級の高波となるおそれがあります。台風の動向によっては5日から6日にかけて、大荒れの天気となる可能性があります。
南西諸島から西日本、東日本太平洋側の広い範囲で5日から7日にかけて、警報級の高波となるおそれがあります。台風の動向によっては6日から7日にかけて、奄美地方から西日本では、暴風や警報級の大雨となり、大荒れの天気となる可能性があります。
暴風、高波、大雨に警戒・注意してください。
台風第10号 (ハイシェン)
令和02年09月02日22時05分 発表 |
<02日21時の実況> |
大きさ | - |
強さ | - |
存在地域 | マリアナ諸島 |
中心位置 | 北緯 19度35分(19.6度) |
| 東経 140度35分(140.6度) |
進行方向、速さ | 西 15km/h(9kt) |
中心気圧 | 985hPa |
中心付近の最大風速 | 30m/s(55kt) |
最大瞬間風速 | 40m/s(80kt) |
25m/s以上の暴風域 | 全域 95km(50NM) |
15m/s以上の強風域 | 全域 330km(180NM) |
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<03日21時の予報> |
強さ | 強い |
存在地域 | 沖ノ鳥島近海 |
予報円の中心 | 北緯 20度55分(20.9度) |
| 東経 136度50分(136.8度) |
進行方向、速さ | 西北西 15km/h(9kt) |
中心気圧 | 955hPa |
中心付近の最大風速 | 40m/s(80kt) |
最大瞬間風速 | 60m/s(115kt) |
予報円の半径 | 65km(35NM) |
暴風警戒域 | 全域 200km(110NM) |
出所:http://www.jma.go.jp/jp/typh/2010.html
出所:気象庁 http://www.jma.go.jp/jp/typh/
。 備蓄の心得--避難所に持っていくもの
自宅で過ごすのが危険な場合には、避難所へ移動します。避難所の多くは小中学校や公民館などが指定されており、自治体ごとに飲食料や毛布などが備蓄されています。避難所の場所はハザードマップなどに記載されています。 出所:一般財団法人 日本気象協会 トクする!防災
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