王将戦リーグ 豊島竜王勝ち,藤井王位は連敗で3冠挑戦厳しく
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渡辺明王将(36)への挑戦権をかけた第70期王将戦リーグの豊島将之竜王(30)―藤井聡太王位(18)戦は10月5日,大阪市福島区の関西将棋会館で指され,豊島竜王が171手で勝ちました。藤井王位は開幕戦に続く連敗です。3敗すれば挑戦権獲得の可能性がなくなります。
対局は豊島竜王の先手番で始まり,玉の守りが堅い藤井王位が徐々にポイントを稼ぎ,終盤,角を切って寄せに出ました。ここで豊島竜王の驚異的な粘りで形勢がもつれ,双方が60秒未満で着手する「1分将棋」になりました。最後は豊島竜王が藤井王位の玉を寄せきり,逆転勝ちしました。
第3戦,藤井王位は26日に永瀬拓矢王座(28)と対戦します。