>>>浅草周辺の宿 4分の1が休廃業
東京都内有数の観光地・浅草では,新型コロナウイルスの影響で,浅草周辺の120のホテルのおよそ4分の1が休業や廃業に追い込まれています。
近年、外国人旅行者が急増してきた東京・浅草ですが,新型コロナウイルスの影響で観光客が激減し,浅草地区と雷門地区のホテルや旅館などのうち、ことし3月時点で営業許可を受けている120のうち,およそ4分の1にあたる29のホテル・旅館が休業や廃業しています。
こうした状況から,外国人旅行者というインバウンド頼みから、あらためて国内の宿泊客の呼び込みに力を入れる旅館も出てきています。浅草駅近くの「
プロスタイル旅館 東京浅草」は,ことし3月と4月の予約は8割近くを外国人が占めていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大ですべてキャンセルとなり、4月と5月は休業を余儀なくされました。6月の再開後も宿泊客がゼロの日や、1桁の日など苦境が続きましたが、7月下旬、国内から宿泊客を呼び込む取り組みに打って出ています。
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東京には,シティホテルと比べても遜色ない魅力的なビジネスホテルは多数あります。また,都内では大手チェーンや鉄道会社系の実用性を重視したホテルがハイペースな新規出店を続けています。