出張や終業が遅くなったときの味方といえば、カプセルホテル。安価に宿泊できる上にサウナなどが併設されていることも魅力的。
しかし、新型コロナウイルスの影響を受け逆境にある。カプセルホテルは小さなカプセルでの宿泊が基本で、トイレやシャワーなどの設備は他の利用者と共用であることから,敬遠気味で,客足は遠のいている
◆カプセルホテルが驚きの変貌-コワーキングスペースに改装
そんな状況にあって,驚きの変貌を遂げたのは「安心お宿プレミア新宿駅前店」(パセラのコワーク新宿南口駅前店)。なんと,宿泊用のカプセルを上下に隔てる仕切りがなく,代わりに机と椅子をセット。
改装前の「
豪華カプセルホテル 安心お宿プレミア新宿駅前店」は,ビル全体をカプセルホテルとして運営していた。このうち4階のフロア部分を全てコワーキングスペースとして改装した。
ーー2個のカプセルを1部屋のコワーキングスペースに改装
カプセルの上下段の仕切りをなくし、2個のカプセルを1部屋のコワーキングスペースとして改装し,34個のカプセルを17席の部屋にた。テレビや空気清浄機などカプセル内の設備はそのまま生かしている。このほか,スタッフルームであった個室は会議室として利用可能という。
「パセラのコワーク新宿南口駅前店」の営業時間は、9:00~24:00。利用料金は1時間500円で、3000円で1日利用可能。
建物内には大浴場があり,コワーキングスペースの利用者も500円で入浴できる。また,仮眠スペースも用意している。