>>「変なホテル」でQRチェックイン拡大,オンライン旅行会社の予約でも対応
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変なホテル東京 浅草田原町」,「
変なホテル 関西空港」,「
変なホテル奈良」,「
変なホテル金沢 香林坊」,「
ウォーターマークホテル京都」は,ホテルのチェックインにかかる時間の短縮,手続きを簡素化する「QRかんたんチェックイン」システムの導入を拡大した。「QRかんたんチェックイン」は予約完了時点でQRコードを発行し,宿泊客はフロントチェックイン機に読み込ませ,内容を確認後サインするだけでチェックインが完了する仕組み。
これまでは,「変なホテル」「ウォーターマーク」の公式ページから予約した人だけが対象だったが,各種オンライン旅行会社(OTA)を通じた宿泊客にも対応できるようシステムを改良した。
「変なホテル」はロボットチェックイン,光のホログラムチェックインなど,もともと宿泊客とホテルスタッフの接触頻度が少ないが,「QRかんたんチェックイン」の導入でさらにチェックイン手続きを簡素化することで“新しい観光様式”に対応し,感染症予防対策につなげたいとする。
ハウステンボスのロボットが接客することで話題の「変なホテル」がオープン1年となった。好評で,予約状況は開業1年後も好調で,今夏はほぼ100%に近い高稼働という。
「変なホテル」は,2015年7月17日に開業。ロボットホテルや自動化システムを備え,「世界一生産性の高いローコストホテルを作る」を目ざし,滞在の快適性と世界最高の生産性を両立し,3~4つ星ホテルのサービスでありながら宿泊料金の低価格化を目指すホテルである。
全144室ある建物には,木材を重ね合わせて強度を高めたCLT(直交集成板)と呼ばれる構造材を国内で初めて使用しているが,材料には100%九州産スギを用いた。