川を彩る鯉のぼり3000匹 熊本・小国町の杖立温泉
大分県との県境にある熊本県小国町の杖立温泉。新型コロナ感染拡大の影響で2年ぶりとなる春の風物詩「鯉のぼり祭り」が中心を流れる杖立川の空を彩っている。
熊本県と大分県の県境,久住(くじゅう)の山懐に抱かれた,隠れた名湯が杖立温泉です。開湯にまつわり,新羅(しらぎ)出兵から帰還した神功(じんぐう)皇后が,後の応神(おうじん)天皇出産の際,杖立の湯を使ったという伝説が残っています。
温泉街には二十数件の宿が有り,昭和の初期から中頃は、「九州の奥座敷」「福岡の奥座敷」と呼ばれ賑わっていました。近年は、昭和期の名残りがそのまま残る路地裏の雰囲気に魅力を感じる来訪者が増えています。
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┗■ 杖立の「鯉のぼり祭り」-(5月6日まで)
杖立温泉では,今年もこいのぼりが群泳しています。その数3000。若葉の季節に繰り広げる「鯉(こい)のぼり祭り」が,湯客を迎えてくれます。
こいのぼりの飾り付けには地元の観光協会員のほか、町外から駆けつけたボランティアも参加。杖立川に渡された綱に下がったこいのぼりたちは、風をふくみ、勢いよく泳ぎだした。 日本の春の風物詩ともなりつつ「鯉のぼり祭り」。その発祥の地が、杖立温泉です!。川の対岸にロープをつけたボールを投げ、鯉のぼりを吊してみたのが始まりだということです。例年杖立川の美しい流れにそって、約3000匹の鯉のぼりが群泳する姿は魅惑的です。
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アクセス(福岡から)
・車:福岡I.C.→→(九州自動車道)→→ 鳥栖ジャンクション →→(大分自動車道)→→ 日田I.C. →→ (国道212号) →→ 杖立温泉
・高速バス:西鉄天神バスセンター →→ (西鉄バス・杖立行き) →→ 杖立温泉
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