>>>五輪断行は「自殺行為」 米CNNで楽天・三木谷氏
出典:産経新聞
https://www.sankei.com/world/news/210515/wor2105150001-n1.html
楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が14日に公開された米CNNテレビ系のインタビューで,東京五輪の開催を「正直に言って自殺行為のようだ」と話し,新型コロナウイルスの流行が加速する中で断行することに強い反対を表明した。日本政府の対応を「10点中,2点だ」とも批判した。
三木谷氏はCNNとの単独会見で,新型コロナのワクチン普及が十分でない現状では「国際的な巨大イベントを受け入れることは危険だ」と指摘。「リスクが大きすぎる」と話した。
記者から,日本政府が開催をキャンセルできるかについて聞かれると,「現時点ではすべてが可能だ」と指摘。その上で,政府に中止を求めているが,「これまでのところ成功していない」と語った。
>>>ニューヨークタイムズ が東京五輪中止求める寄稿掲載「茶番やめるべき」 「いい加減にしろ」
東京五輪・パラリンピックについて,米国メディアから中止への提言が相次いでいる。
米「ニューヨークタイムズ」(電子版)は5月11日,「スポーツイベントはスーパースプレッダーイベントであってはならない。五輪は中止だ」と題したパシフィック大政治学教授のジュールズ・ボイコフ氏のエッセイを掲載した。
ボイコフ氏は新型コロナ禍での五輪開催について,感染が拡大する危険性を指摘。強行に突き進む理由について「3つある。金,金,そして金だ」と皮肉った。開催への姿勢を崩さない主催者を批判し「危険な茶番をやめるべきだ。東京五輪をキャンセルする時がきた」と,強調した。
ボイコフ氏は自身のツイッターで記事を紹介し「東京五輪のキャンセルを要求するエッセイを書いた。公衆衛生は経済的利益よりも重要です。いい加減にしろ(Enough is enough)」と,つぶやいた。