>>>西鉄太宰府駅〈天満宮をイメージし朱色に 〉
画像:
西日本鉄道のウェブサイトより
西日本鉄道の太宰府線の太宰府駅(福岡県太宰府市)は,一昨年12月に27年ぶりにリニューアしました。駅舎の内外装を朱色に塗り替えるとともに,ホームの転落防止柵として太鼓橋風の欄干を設置。梅のモチーフを用いた照明やベンチも整備されています。また,日本語,英語,中国語,韓国語の4カ国語で駅の案内を表記しています。
東京五輪女子ボクシングで日本史上初の金メダルを獲得した入江聖奈選手。大のカエル好きを周囲に公表しています。
『かえるの天神さん』 (日本傑作絵本シリーズ)
『かえるの平家ものがたり』『かえるの竹取ものがたり』に続く、かえるの絵巻シリーズ第3作は,天神さま、菅原道真公です。その奇想天外な伝説を、国宝「北野天神縁起絵巻」にもとづきながら、親しみやすいかえるの姿で描いています。
かえるの天神さん (日本傑作絵本シリーズ) [ 日野十成 ]
『
かえるの天神さん』は、道真の生涯や天神信仰の由来が描かれた国宝「北野天神縁起絵巻」を元にした絵本です。美しい日本画で生き生きと平安の都が蘇る、天神様の一大スペクタクルです。
スガワラ・ミチザネさんは、とても賢く清きおひと。都じゅうのかえるたちから慕われますが、野心多きフジワラがえるのかしら、トキヒラ公によって、遠い筑紫の国の太宰府へ、追放されて死んでいきます。無念のミチザネさんは、このままではおさまらず、恐ろしい怨霊になると、都に舞い降り、トキヒラ公を追いつめます。さあ、都の行く末は……?
道真公は、傑出した文武の才で異例の出世を遂げるものの、陰謀で流罪となり死去。その遺恨からやがて怨霊となります。ストーリーはもとの骨格を変えず、子供にもわかりやすい文章に。登場人物は皆カエルの姿としたことで、復讐と鎮魂の物語にどこかユーモラスな雰囲気も加わりました。
人物をカエルにした理由については、絵を担当した斎藤隆夫さんいわく「うまく消化してくれる」からとのこと。妬み心怒りなどの〝人間〟模様も生々しくなのすぎずに描けるということです。
特に魅力的なのは、主人公、ミチザネさんの怨霊が雷神となり、御所を襲う場面。・今や〝神〟とあがめられる道真公ですが,恨みと赦し、闇と光を併せ持つ姿は何だかとても人間くさくもあります。
菅原道真公をお祀りする太宰府天満宮。
太宰府は「梅の名所」です。菅原道真公がこよなく愛した梅の花。約200種、6,000本あまりの白梅・紅梅が咲く太宰府天満宮。
その門前町の風物詩「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は,もち米の生地であんを包み、型で焼いた焼餅です。初詣や天満宮のお祭りの日には、一店一店違う味わいを求めて長い行列ができます。
【梅ヶ枝餅の由来】
菅原道真公が太宰府の南館で不遇な生活を送っておられた折、浄明尼という老女が、道真公の気の毒な境遇をおもんばかり,時折餅を持参して、公の気が晴れない日常を慰めたということです。そして,公が死去された際には,この餅に梅の枝を添えて送ったという故事にならい、梅ヶ枝餅と称されるようになりました。梅ヶ枝餅を食べると病魔を防ぐ特効があるといい伝えられています。
★ 楽天市場 「梅ヶ枝餅(全71件リストアップ)」 ★
| | | 梅が枝餅5個入り
価格:1000円(税込、送料別) (2020/1/6時点) |
|