現在の「
敬老の日」は,1966年に「建国記念の日」「体育の日」と共に国民の祝日と制定されました。 その後,2001年(平成13年)にハッピーマンデー制度の施行に伴い「9月15日」から,「9月の第3月曜日」へと移行しました。
敬老の日とは、「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」。対象は「老人」となりますが、何歳からという決まりはありません。
「老人」も何歳以上を指すのかという統一された基準もありません。かつては60歳が中心でしたが,いまは65歳あるいはそれ以上を「老人」とするのが一般的となりつつあるようです。
▼65歳 国連の世界保健機構(WHO) は高齢者の定義を65歳以上と定義しています。また,老人福祉法では該当する老人は65歳以上と定めています。また,会社の定年や年金の受給開始が65歳に引き上げられつつあるため、65歳を老人と定義するケースが増えてきています。
■ 敬老の日 花ギフト -「リンドウ」が人気です。
リンドウは,古くから愛されている花です。清少納言の『枕草子』では「他の花が露で枯れる頃でも,華やかに咲いていて素晴らしい」と評されました。
なお,聖徳太子が制定した【冠位十二階】で紫色が最高位だったことから「高貴」の意味合いもあります。
リンドウの根を干した「竜胆草」は,古来から健胃薬として用いられてきました。漢方薬として重宝されるので「病気に打ち勝つ」,「勝利」という花言葉がつけられました。
お年寄りに感謝の念を伝える敬老の日にふさわしい花です。
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約400種あるリンドウ属のうち、日本には十数種が自生していると言われています。
青紫色のほかにも様々な園芸品種があり、白、ピンク、まだら模様など多岐にわたります。
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>>>りんどうの生産量の都道府県ランキング・平成28年(2016年)
農林水産省「花き生産出荷統計」による,平成28年(2016年)のりんどう出荷量全国計は88,600千本です。トップは岩手県の53,200千本で,シェアは60.0%。2位秋田県が10,800千本,3位山形県は6,400千本,4位福島県3,950千本,5位長野県の3,900千本です。
都道府県別りんどうの生産量(出荷量)とその割合。