11月9日。藤井聡太三冠は王将戦リーグの天王山,羽生善治九段戦に勝利
将棋の第71期王将戦挑戦者決定リーグ・藤井聡太三冠(19)対羽生善治九段(51)戦が9日,東京都渋谷区の将棋会館で行われ,後手の106手で藤井三冠が勝ち,リーグを無敗の4連勝として初の挑戦に向けて前進しました。
藤井三冠は渡辺明王将(37)=名人,棋王=への挑戦権に前進。残り2局は永瀬拓矢王座(29)と近藤誠也七段(25)が相手になります。
藤井三冠は12,13日に史上最年少四冠の達成が懸かる竜王戦七番勝負第4局・対豊島将之竜王(31)戦は,ANAクラウンプラザホテル宇部で,11月12,13日に開催されます。
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山口県の空の玄関宇部の中心街に佇む
ANAクラウンプラザホテル宇部
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▼藤井聡太三冠,史上最高記録に迫るペースで勝率浮上中
史上最年少で=
王位,叡王,棋聖=のタイトル三冠を保持し,さらには四冠,五冠をねらう勢いで勝ち続ける藤井三冠。11月10日現在の勝率は,
39勝7敗の0.848です。トップクラスの棋士を相手にこの高勝率は,驚異的です。
藤井三冠が次の竜王戦七番勝負第4局,豊島将之竜王戦に勝つと40勝7敗で勝率0.851。中村太地七段が2011年度,五段当時に記録した成績に並び,歴代年間勝率第2位となります。
歴代勝率1位は,
中原誠16世名人が1967年度,五段当時に記録した
勝率0.855(47勝8敗)です。