>>>写真をアプリに貼り付けるだけで1万円 副業に消費者庁が注意喚起
消費者庁は,写真をアプリに貼り付けるだけの副業で1万円以上が稼げると事実と異なる勧誘をしたとして,消費者安全法の「消費者の利益を不当に害するおそれがある行為」により,情報商材会社「リード」(東京)の社名を公表し,注意を促した。
消費者庁によると,リードは昨年5月以降,手元にある写真をアプリに投稿すれば,毎回1万円以上を得られるとして、ノウハウを記したテキスト(1部7千円)を購入するよう勧誘。
だが,テキストには動画制作や投稿の手順が記されているだけ。収入を得るには,サポートプラン(20万~150万円)への加入が必要として,さらなる購入をいた。「売り上げの見込み額は必ず達成できる」「損することはない」と伝えていたことが,同法の「断定的判断の提供」にあたると判断した。
消費庁によると、今年5月以降、約5500人にテキスト販売やプランへの加入を勧め、約4億9千万円を売り上げていたという。