一昨年7月の豪雨で浸水被害を受けた熊本県球磨村渡のJR肥薩線渡(わたり)駅の木造駅舎は,昨年12月に業が取り壊し,解体された。再建など今後のことは未定という。
画像の出所:ウィキペディア
同駅は球磨川沿いを走る「川線」と呼ばれる八代-人吉間が開通した1908年ごろに建てられ,改修を経てきた。86年に無人駅となった後,村商工会が一部を事務所に活用。2015年に村がJR九州から駅舎を購入し,レンタルオフィスや駐車場を整備し,地域の拠点としてきた。
豪雨では球磨川や支流の小川が氾濫し,屋根まで濁流にのまれた。改修は困難で,村はJRと協議して解体を決めた。
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