北国街道 海野宿-「丸いポストのある風景」-信州・東御市-
江戸時代の旅籠づくりの建物と、明治時代以降の養蚕が盛んな頃に建てられた養蚕造りの建物が調和した家並みが魅力の海野宿。歴史のふる里を思わせる静かな佇まいを感じされる街並みに溶け込む丸い郵便ポスト。
海野宿は1625(寛永2)年に、北国街道の宿駅として開設されました。1742(寛保2)年の大洪水によって隣接する田中宿が被害を受けたため,本陣が海野宿へ移されてからは宿場町として発展しました。本陣や問屋(といや),旅籠23軒や多くの商家が軒を連ねたということです。
いまも出格子(でごうし)やうだつをもつ二十数件の民家が,いまも江戸時代の佇まいを残します。