<三井住友VISA太平洋マスターズ 4日目◇11-13◇太平洋C御殿場コース・(7261ヤード・パー70)>
国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」の最終ラウンド。3打差2位タイから出た石川遼と星野陸也がともに「69」をマーク。通算8アンダーでプレーオフ。その、2ホール目をバーディとした石川遼が約3年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた。
星野とのプレーオフは18番パー5で行われた。プレーオフ1ホール目は、ともに第2打を同じグリーン横のバンカーに入れたがいずれもパー。2ホール目は石川遼が第1打を右の林に曲げるミスショットも、フェアウエーから打った第3打はピン手前約4メートルにつけてバーディー。対して、星野はパー。
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石川遼(カシオ)の髪の毛が、短く整っていた。襟足はスッキリ。20センチ近く、バッサリいった。「ほんのちょっとだけ切ろうと思っていたんですけど。美容師さんと話しているうちに、この長さになったというか」。
前週のマイナビABC選手権で予選落ちした2日後の6日に髪を切った。
最近5試合で4日間プレーしたのは1試合だけと、苦しい戦いが続いている。2010、12年と2度優勝している得意コース。「いつもきっかけというか、イメージというか、何かを与えてくれる大会。さらに自分の名前を刻めるようにがんばりたい」。心機一転、再スタートを切る。
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