>>>石川遼 -「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶり復活V-
前週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3年ぶり、通算18勝目を挙げた石川遼。だが、「優勝争いのバックナインでダブルボギーを打っているので、手放しでは喜べない」と勝って兜の緒を締めていた。
最近の石川は若手選手と練習ラウンドをすることが多いという。先週も優勝争いを演じた勝俣陵と練習を行っている。
後輩から声をかけてもらうことに「『リョウさんには声かけづらいな』って感じだったら、僕ずっと一人で回り続けているかもしれないので、うれしいですよ。練習ラウンドは遊びじゃないので、僕はすごく大事にしています。思いを持っている選手であれば僕は誰でもウェルカム」と話す。
>>>「狙う」-ウェッジ5本構成-
石川遼のゴルフにウェッジの高い精度は欠かせない。「150yd以内の距離から、直接ピンを狙っていけるクラブ」を追求し、かなり細かい距離感の違いにこだわっている。
石川が想定する5本のウェッジの“適正距離”は実に細かい。それぞれフルショットで、「43度は146yd、48度は135yd、52度は122yd、56度は109yd、60度は97yd」とのこと。
<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日のクラブセッティング>
ドライバー:キャロウェイ ローグST MAX LS(ロフト10.5度)
シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD CQ(重さ60g台、硬さX)
フェアウェイウッド:キャロウェイ ローグST トリプルダイヤモンドT(3番14度)
ユーティリティ:キャロウェイ APEX UW(19、23度)
アイアン:キャロウェイ APEX TCB(5~8番)
ウェッジ:キャロウェイ プロトタイプ(43度)、JAWS FORGED(48、52、56度)、JAWS RAW(60度)
パター:オデッセイ TRI-HOT 5K THREE