>将棋・藤井聡太五冠 最年少六冠なるか 棋王戦第四局-夕方には決着-
最年少での「六冠」獲得を目指す将棋の藤井聡太(ふじいそうた)五冠は、きょう午前9時から日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で、「棋王戦」五番勝負の第4局に臨んでいます。対局相手は、棋王戦11連覇がかかる渡辺明(わたなべあきら)二冠(38)です。これまでの対戦成績は藤井五冠が2勝1敗でタイトル獲得へ王手をかけています。
藤井五冠がこの対局で勝利すると、「棋王」のタイトル獲得となり、羽生善治九段(52)以来2人目で、史上最年少での六冠となります。
両者は、高性能のパソコンに搭載したAIを駆使して、研究を続けています。AIが好むとされる「相掛かり」や「角換わり」など、ハイレベルの戦いが予想されます。
▼藤井五冠
藤井五冠は棋王戦とはこれまで縁がなく、前期まで本戦トーナメントベスト16が最高だった。今期は準決勝で佐藤天彦(あまひこ)九段に負けて敗者復活戦に回ったが、そこから4連勝して、初の棋王挑戦をつかみ取った。
▼渡辺棋王
渡辺棋王は、藤井五冠と同様に、中学生でプロ棋士となり10代から才能を発揮するなど、2人には共通点、接点ある。
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