>>>3年ぶり菜の花マラソン開催 6700人が南薩路を駆け抜ける 指宿
2023/01/09 08:36
菜の花が咲くコースを一斉にスタートするランナー=8日、指宿市東方
菜の花が咲くコースを一斉にスタートするランナー=8日、指宿市東方
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第40回いぶすき菜の花マラソンが8日、鹿児島県指宿市であった。さわやかに晴れ上がった青空の下、国内外の市民ランナー6690人が、1000万本の菜の花が彩る南薩路を駆け抜けた。
大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で2年連続で延期され、3年ぶりの開催。市民による沿道でのおもてなしも感染症対策を施し、カツオの腹皮や茶節、湯豆腐などが振る舞われた。
スタート時の気温は10.4度。ランナーはふれあいプラザなのはな館前を午前9時にスタートし、池田湖や開聞岳を望むコースを思い思いのペースで走った。
愛知県一宮市の会社員宮地和也さん(55)は「どこの大会も応援やもてなしが縮小しているが、手厚くやってもらい、ありがたかった」と話した。
>>>菜の花咲き誇る指宿の名所めぐる「いぶすき菜の花マラソン」
01月08日 14時16分
およそ1000万本の菜の花が咲き誇るコースを走る新春恒例の「いぶすき菜の花マラソン」が、8日3年ぶりに開催され、6000人あまりのランナーがそれぞれのペースで走りを楽しみました。
毎年1月に開催される「いぶすき菜の花マラソン」は、開聞岳など指宿市内の観光名所をめぐる42.195キロがコースとなっていて、沿道に咲き誇るおよそ1000万本の菜の花が最大の見どころです。
新型コロナの感染拡大で、おととしと去年はいずれも中止されましたが、体調管理チェックシートの提出を求めるなどの感染対策を講じたうえで、8日、3年ぶりに開催され、6600人あまりが参加しました。
レースは、午前9時に指宿市の中心部で一斉にスタートし、ランナーたちは沿道からの声援に応えながら、思い思いのペースで走りを楽しんでいました。
また、スタート地点から10キロあまり離れた池田湖周辺では、咲き誇る菜の花や開聞岳を写真に収めたり、グループで記念撮影をしたりするランナーの姿もみられました。
今回が5回目の参加だという福岡市の40代の女性は、「3年ぶりの開催ということでとても楽しみにしていました。沿道からの声援が温かく、景色もきれいで最高です」と話していました。