最年少14歳2カ月でプロ入りを果たして以来、数々の記録や圧倒的な成績を残し続ける藤井聡太竜王・名人。名人戦七番勝負では渡辺明名人を4勝1敗で下し、史上最年少20歳10カ月で名人に。
将棋の八大タイトルで最も歴史のある「名人」を最年少で獲得。名人戦七番勝負では渡辺明名人を4勝1敗で下し、史上最年少20歳10カ月で名人に。同時に羽生善治九段以来となる史上2人目の「七冠」を達成した藤井聡太さん。
5歳のとき、祖母から将棋盤を贈られたことをきっかけに将棋を始めた藤井さん。6歳だった幼稚園のころのバースデーカードには、「おおきくなったらしょうぎのめいじんになりたい」と書いていました。
そして史上最年少の20歳10か月の今、7つめのタイトル「名人」を獲得、6歳の頃の夢を正夢としました。
◆ 王者の系譜
江戸時代の1612年に幕府が大橋宗桂に与えて誕生した「名人」の称号。昭和10年に今と同様の「実力制」に変わり、藤井さんは16人目の「名人」となりました。
初めて「実力制名人」となった木村義雄十四世名人から、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人。そして羽生善治九段(十九世名人の資格保持)と続きます。
◆“藤井時代”到来 なるか全冠制覇 八冠への道
タイトルの最高峰の「竜王」と、最も歴史のある「名人」の2つを併せ持ち、圧倒的な第一人者として“藤井時代”が本格到来したと言われる今、前人未到のタイトル全冠制覇も見えてきました。
八大タイトル全冠制覇に向けて、残るタイトルは「王座」です。これまでの活躍や【2023年度】9勝2敗 勝率.8181を踏まえ、「八冠」への期待の声が高まるばかりです。
現在、永瀬拓矢王座が保持し、例年9月から10月にかけて行われる五番勝負に向けて、挑戦者を決めるためのトーナメントがすでに始まっています。藤井さんは初戦を勝利し、ベスト8に進出していますが、挑戦者となるには残り3回の対戦で一度も負けは許されません。
また、6月に始まった「棋聖」や7月に開幕する「王位」の防衛戦も負けられません。
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