11月に逝去された、直木賞作家の伊集院静さんが30年近く東京の定宿としたのが御茶ノ水にある“
山の上ホテル”が、老朽化対応のため来年2月に休館となる。休館期間は未定。
伊集院さんは、“山の上ホテル”と自宅のある“仙台”を往復する生活をされていた。バーでは、ジンのソーダ割りでレモンを少し強めにするのが定番だったという。生前、NHKの取材に「たくさんの作品を創り上げることができたのはこの山の上ホテルがあったからだと思います。ありがとう」と話していた。
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山の上ホテル”は、出版社の密集していた神田に近いところから、川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、池波正太郎、吉行淳之介、松本清張など、多くの文豪の常宿として知られ、「直木賞や芥川賞の受賞後、一作目を山の上ホテルで執筆するとヒットする」というジンクスも生まれた。
山の上ホテル<東京都>
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┃★┃ 2024年2月に休館となる「山の上ホテル」
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山の上ホテルは、東京都心にありながら、クラシカルな西洋建築を楽しめ、出版社の多い神保町や神田から近いこともあり、1954年の創業以来、多くの作家に愛されてきた。川端康成、三島由紀夫、池波正太郎、吉行淳之介、松本清張など、多くの文豪の常宿として知られた。「直木賞や芥川賞の受賞後、一作目を山の上ホテルで執筆するとヒットする」というジンクスも生まれた。
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山の上ホテル全館休業のお知らせ