■全米オープン 13日開幕 石川遼,予選会突破で全米オープン出場!
<全米オープン ◇11日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70 >
13日(木)、第124回全米オープンが、米ノースカロライナ州パインハースト・リゾートNo.2コースで開幕する。このコースでの開催は2014年以来10年ぶり4回目です。
日本勢は6人が出場。5月の日本地区予選を通過の
石川遼は2年連続8回目の出場。
世界ランキング14位の
松山英樹は12年連続12回目。
星野陸也は5月20日時点のDPワールドツアー(欧州男子ツアー)の年間ポイントレーストップの資格で2年ぶりの出場。パワーヒッターの
河本力と
清水大成はメジャー初挑戦。
金谷拓実は5月にテキサス州での予選会を突破。
会場となるパインハースト・リゾートNo.2コースでの開催は、2014年以来10年ぶりで4回目。No.2コースは、全長7540ヤード・パー70と長く、特にパー4は500ヤード超えが3ホールもあります。
コースの特徴はアンジュレーションがあり、お椀をかぶせたようなグリーン。落としどころを間違うとバンカーに転がり落ちてしまいます。このため、グリーン周りではウェッジ以外のクラブを使うなど様々な種類のアプローチが要求されます。
ティショットは、フェアウェイを外せば待ち受ける砂地。正確性が求められます。前回開催の14年には、この砂地に苦しむ選手が続出しました。
448ヤードのパー4の18番は、難ホールであす。特に2打目が難しく、グリンは段に別れ、ピンと同じ段に乗せなければパーセーブは難し句成ります。
▼18番 ホール-ペイン・スチュワート
ペイン・スチュワートは18番で18フィートのパーパットを決め、2位に1打差をつけて優勝。トーナメント史上最も有名なフィニッシュです。ペイン・スチュワートは、優勝の4か月後に飛行機事故で亡くなりました。18番グリーンの後ろには、記念の銅像が立っています。
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┗■ 石川遼 Ryo Ishikawa(32)
・生年月日 1991/09/17 プロ転向 2008年
・出身地 埼玉県松伏町 身長/体重 175cm/75kg
・通算勝利 日本 18勝 (国内メジャー 3勝)
6歳でゴルフを始める。東京・杉並学院高1年だった2007年、初めて出場したプロトーナメント「マンシングウェアKSBカップ」で優勝。15歳245日のツアー史上最年少優勝記録を樹立し、愛称の“ハニカミ王子”ブームは社会現象になった。
高校在学中の08年1月、16歳でプロ転向を宣言。同年「マイナビABCチャンピオンシップ」でプロ初優勝。09年には4勝を挙げて史上最年少賞金王(18歳)に輝いた。10年「中日クラウンズ」最終日でマークした「58」は、最少ストロークのギネス世界記録。
13年に主戦場を米ツアーに移し、16年に一般女性と結婚。腰痛による長期離脱や不振に苦しみ、17年秋に5年保持してきた米ツアー出場権を喪失した。
18年から国内ツアーに本格復帰して選手会長に就任。19年に3勝を挙げ、賞金ランク3位で終えた。22年「三井住友VISA太平洋マスターズ」で2年11カ月ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げ、10代、20代、30代で同一大会を制する快挙を成し遂げた。