首位と2打差の2位から出た石川遼(32)は、6バーディー、2ボギーの68で回り、通算21アンダーで逆転優勝。2位は1打差で金子駆大。
2022年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ以来、1年半ぶりの通算19勝目。2週前の国内メジャー・BMWツアー選手権森ビル杯では岩田寛とのプレーオフに敗れて2位だった。
優勝インタビューで「すごく苦しい一日だったが、11番のロングでボギーを打ってからうまく気持ちを切り替えていいプレーができたかなと思う」と振り返った。
大会実行委員長として、予選ラウンド2日間は後半9ホールをピンマイクをつけてプレーするというツアー史上初の試みに挑戦。風、距離、マネジメントなど臨場感あふれる佐藤賢和キャディーとのやりとりを、視聴者に届け、大会を盛り上げた。
<国内男子ゴルフツアー:JAPAN PLAYERS CHAMAMPIONSHIP by サトウ食品2024>◇◇栃木・西那須カントリー倶楽部(7036ヤード,パー72)◇賞金総額5千万円(優勝1000万円)◇
ジャパンゴルフツアー選手会主催、日本ゴルフツアー機構共催、サトウ食品が特別協賛。選手たちが主導してスポンサーを集め、アイデアや夢を持ち寄り、選手たちの手で作り上げていく大会として、2021年よりスタートした。
会場の栃木県那須塩原市の西那須野カントリー倶楽部は、赤松林でセパレートされたレイアウト。フェアウェイのうねりや広大な池など、難易度は高い。
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