歌手で女優の
園まりさん(80歳)、7月26日に急性心不全で死去。園さんは2008年に乳がんを発症し手術したが19年に再発。闘病生活を続けながらも中尾ミエ(78)さん、伊東ゆかり(77)さんと「三人娘」のコンサートやテレビなどに出演してきた。
園さんは1956年、本名の薗部毬子名で、童謡歌手としてデビュー。62年「鍛冶屋のルンバ」でレコードデビュー。この年、中尾ミエ、伊東ゆかりと「スパーク3人娘」を結成し人気となった。そして、ドラマ、CM、バラエティー、舞台とマルチタレントとして活動を続けた。
ささやくように語りかける独特の歌唱が特徴で「何も云わないで」「逢いたくて逢いたくて」「夢は夜ひらく」「何んでもないわ」「愛は惜しみなく」などのヒット曲がある。「逢いたくて-」は同名で映画化、自身が主演している。
NHK紅白歌合戦には63、64年に三人娘で、65~68年はソロで6回連続で出場した。19年には「日本レコード大賞」功労賞を受賞。
8月21日放送のBSテレ東「プレイバック日本歌手協会歌謡祭」(午後5時56分)で園さんを追悼する特別番組を放送予定。