知覧 武家屋敷群
徳川幕府が一国一城制を厳守させた時代,薩摩藩では知覧を含む113の外城をおき,防備を兼ねた城塁型の武家屋敷群を造り,人をもって城となす軍事行政上の拠点であった。母ヶ岳の優雅な姿を取り入れて,麓一帯を庭園化した美しい町並みで,古来「薩摩の小京都」とたたえられている。 武家屋敷群の18.6ヘクタールが昭和56年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され,7庭園は国の「名勝」に指定されている。この7庭園のうち,森氏庭園は築山泉水式庭園で,他の6庭園は枯山水式庭園である。 ▼森重堅氏庭園 森家は,亀甲城の西麓にあり,領主に重臣として仕えた家柄で,住居や土蔵は寛保初年(1741)に建てられたものである。曲線に富んだ池には,奇岩怪石を用いて近景の山や半島をあらわし,対岸には,洞窟を表現した穴石を用いて水の流動を象徴している。庭園人口の右側にある右は,庭園の要をなし,雲の上の遠山を現している。▼平成19年12月に,知覧町,川辺町,頴娃町が合併し南九州市となりました。 南九州市は薩摩半島の南部に位置し,県都鹿児島市の南西約40kmのところにあります。 南は広大な東シナ海を臨み,東は指宿市,西は枕崎市・南さつま市と接し,南薩地域の中心に位置します。▼知覧茶 お茶1缶山盛り!お徳用のお茶です。濃い色合いと深い味わいが特徴です。知覧茶園特撰深むし茶 価格:1,050円(税込、送料別) 特に選ばれた茶園だけで生産され、厳選した若芽を仁田尾の知覧茶園独自の製法で、丁寧に蒸して... 価格:3,150円(税込、送料別)